ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜(FM那覇)毎週水曜日22:00〜オンエア
今週は、4月24日に命日を迎えたPete Ham / ピート・ハムを追悼し、Badfingerを特集していきます。
唯一無二、心の奥底に届く究極のメロディをご堪能くださいませ。
28歳になる誕生日の3日前、1975年4月24日に27歳という若さでお亡くなりになったピート・ハム。
ロックファンであれば知っているワードかと思いますが、世間で言われる「27 Club」のひとりとされています。
天才的閃きとセンス、メロディ感覚を持ったお人ですが、様々な不運が連続してバンドに襲い掛かり、最期は自ら命を絶ってしまいました。
音楽だけを純粋に楽しみたいのですが、Badfingerを聴く時、彼らの秀逸なメロディのシャワーを浴びながらも必ずそのことを思い出してしまいます。
今回、バンドのゴタゴタの概要は簡単に番組内で解説していますが、命に関わる不運な内容に関しては言及していません。
暗い話をしてもしょうがないですしね。
歴史的名曲や秀逸な作品を残しつつも、本来予測される大きな成功(セールス等)を収めることはできなかったBadfinger
タイトルの通り「栄光と悲しみの物語」という言葉がハマってしまうバンドとなります。
1968年、アップル・レコードからThe Iveysとしてデビュー。
この最初の時点でしっかりとしたバックアップがアップルから得られず不発。
再起を図るにあたりバンド名をBadfingerに改名し、ここから本格的な活動に入ります。
そしてアップルから
・Magic Christian Music(1970年)
・No Dice(1970年)
・Straight Up(1971年)
・Ass(1973年)
アップルからワーナーへと移籍し
・Badfinger (1974年)
・Wish You Were Here (1974年)
をリリース
そして1975年、ピート死去…。
ピートの死去からおよそ3年後となる1978年にBadfingerは再結成し、1979年・1981年にアルバムをリリースしますが、今度はメンバー間で揉めていくこととなり、その後の1983年11月19日、トム・エヴァンズも自ら命を絶っています。
この才能溢れるバンドに襲い掛かる悲劇の数々…そういった事実も加味しながら、じっくりと聴いてくださいませ。
そして「パワー・ポップの源流」として後に評価されたことも、嬉しい反面なんか悔しい気持ちもありますが(もっと早く評価されていれば…という意味で)ずっと愛され続けるであろう彼らの作品にたっぷりと触れていきましょう。
純度100%の音楽番組:ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜は、FM那覇78.0MHz
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今週もこの番組を通して、皆さんにとっての”良き音楽を探す旅”を進めていきましょう♪
“良き音楽は良き人生へと誘う”
ばぐーす長谷川