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インドネシアのFMラジオ曲/Gen 98.7 FM (Generasi Suara Musik Indonesia)-ゲン・エフ・エムが面白い!

Gen 98.7 FM (Generasi Suara Musik Indonesia)-ゲン・エフ・エム たまにはFM局等の紹介もしたいと思います(一応、私もラジオDJですので)。 大きいも小さいも含めジャカルタに在るFM局ってかなりの数にのぼるのですが、その中でもYouTubeと連動させてスタジオライブ等をアップしている局って、もしかしたらこのGen FMと他数局だけかと(私が調べた限り=当社比・笑)。 もちろんYouTubeチャンネルを持つFM局はあります。そしてスタジオライブをアップしている局もいくつかありますが、Gen FMは出演するアーティストやライブの質が高いので、最近のインドネシアの音楽を調べる際に思わず観てしまいます。 例えば、最近アップされていた(6月21日時点での最新動画)大人気シンガー:Raisa-ライサのスタジオライブ♪ YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=A919w1Ruicw 他にも(約1年半前の動画ですが)JKT48の握手会イベントを取材している動画がけっこう面白い(笑)。 https://www.youtube.com/watch?v=xXAEGnkm414 ↑↑↑↑JKT 48のメンバーと握手する費用は毎秒掛かるのか?という意味。日本と仕組み/ルールが同じかどうかは知りませんが、動画の中で握手会に突撃するGen FMのDJ:Olga(女性)が握手部屋に入るところで「やっぱりストップウォッチ使うのね」と(笑)。 こういった内容の動画も充実していますし、他企画モノも観てて飽きない!とても質の高いエンターテインメント・チャンネルになっています♪ ちなみに本体であるラジオ番組は、世界中どこに居てもGen FMのサイトから聴けます。↓↓↓↓ Gen 98.7 FM (Generasi Suara Musik Indonesia)-ゲン・エフ・エム ※ページ右上“Streaming Radio”の下にプレイボタン(NOW PLAYINGとあります)があるのでそこをクリック。そうすると別でストリーミングのページが立ち上がります。 ※ストリーミングのページを少しスクロールすると真ん中に“プレイボタン”があるのでまたクリック。これで聴けます。 インドネシア語が分からなくてもきっと楽しめます!皆さんも是非聴いてみてください。 “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

深淵なる音楽の魅力・美学を感じさせてくれる才女/Puti Chiatara -プティ・チタラ

Puti Chiatara -プティ・チタラ 美しい自然界と調和したかのような癒しの頂点と言える音楽を聴かせてくれる才女(というのは言い過ぎでしょうか?)。8割方ピアノの弾き語りで占められた作品をリリースしている女性シンガー・ソング・ライターです。 シンガポールで生まれ、12歳の時にインドネシアへ(でもインドネシア人ですよ)。 幼い頃から音楽の英才教育を受けてきており、なんと日本の立命館アジア太平洋大学に音楽留学もしていました(比較音楽学:Comparative Musicology専攻とのこと)。 そして彼女は、日本滞在中にプロとして音楽の道を進むことを決意します。 決意した後は行動あるのみ。日本での数々のイベントに出演したり、作曲家としてのオーディションに挑戦したり、Sony Music Japanが主催するオーディション企画「トビラボ」に挑戦してファイナリストに選ばれたり、他2009年に開催されたMYSPACEによるUtadaカラオケコンテストにて特別賞も受賞した経験の持ち主です。 その後2010年にインドネシアへ帰国し、一度は大使館の仕事に就きますが間もなくして音楽活動を再開。ソロとしてのデビュー作:Sarsaparilla Dreamを2013年にリリースします。 そのすぐ後の2014年にはBarasuaraというバンドにヴォーカルとして加入し、ソロとバンドを両立して活動をしていきます。 そして、2ndアルバム:Goodnightを2016年にリリース。 私はこの作品でPuti Chitaraの音楽に初めて触れたのですが、自分の心の深い部分に響くような感覚を覚えノックアウト(笑)。一気に彼女の音楽にのめり込んでいきます。 その後、数曲のシングル・リリースを経て、昨年2020年12月末にReminisceという6曲入りEPをリリース。もちろんこの作品も前作:Goodnightに負けず劣らずの仕上がり。 と、かなり褒めてきましたが、先ずは名盤:Goodnight収録の1曲を。 YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=fW-GgbZjC68 そして、新作:Reminisceからはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=toeQzBGwIgo もうこれはカーペンターズの世界♪もっと深淵な雰囲気のナンバーもありますが、比較的キャッチーな曲を選んでみました。 ということで、アルバムやEPを通して全曲聴くとどうなのか?デジタル・プラットフォームでも聴けますので、是非ご自身で聴いて確認してみてください! “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

AiUとAstrid・2人のボーカルによるスタジオライブが公開/Cokelat x Astrid-Live Studio Session 2021

Cokelat x Astrid-Live Studio Session 2021 前々回のCokelatの記事にて告知した通り、6月16日の夜に新体制となるCokelatのスタジオライブが公開されました。妊娠6ヶ月となるAiUが1曲、そしてAiUが完全復帰となるまでゲストとして歌うAstridが2曲(Astridが最初に歌う曲は新曲)。 YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=rgHovBXi8d4 Cokelatはまだまだイケますよ!Astridが歌う新曲も(タイトルはまだ教えてもらってないので分かりません)艶やかで魅惑的なナンバーです!! 私個人的には大ヒットを記録した昔のCokelatよりも、AiU加入後のCokelatの方が好きなんだよなぁ。 “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

10年に1度出るか出ないかの名作〜Dewa19では見せなかった才能の開花/Andra & The Backboneの1stアルバム(2007年)

Andra & The Backbone-アンドラ&ザ・バックボーン Dewa19のオリジナル・メンバーでギタリストのAndra Junaidi Ramadhanの別プロジェクト:Andra & The Backboneの1stアルバムを紹介します。 正直「今さら感」が拭えないのですが(今さらとりあげるのか?という意味)、当然ながら日本では知らない方がほとんどかと思いますので。 オリジナル・メンバーとは言え、AndraのDewa19への貢献度ってどうなの?と、このAndra & The Backboneの作品を聴くまで思っていた人って多いのではないでしょうか。Dewa19初期〜中期の作品ではソングライティングにも多少関わっていましたが(1stと2ndを除く)、2000年以降の作品ではほとんどソングライティングには関わっておらず、総帥:Ahmad Dhaniのバンドの構成員的な感じとなっていました。そのAndraが別バンド/プロジェクト結成って言われても…。 ところが、Andra & The Backboneの1stを聴いて(良い意味で)びっくり!かなり“嬉しい裏切り”とでも言いましょうか。Ahmad Dhaniの手から離れたAndraが、こんなにも才能豊かな人だったとは思ってもみなかったです(ホントに失礼ですが、思った方はたくさん居るはずです)。 Andra & The Backboneが出現した直後は「Dewa19は解散か」とか「アンドラ、ダニと決別」的に騒がれていましたが、飛び抜けた頭脳を持つAhmad Dhaniの計算だったのかも…と勘繰ってしまいます(Dewa19は2011年に解散)。 秀逸な楽曲ばかりですが先ずはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=AyFAUb25YT4 そして、永遠の名曲↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=9IY08vP1DVU インドネシア(東南アジア全般ですが)らしい甘いラブソング。 “僕を置いて行かないでくれ 君なしでは何もできないんだ 君は僕の血、君は僕の心臓、君は僕の人生 僕を完全なものにしてくれる...

度重なるメンバーチェンジに影響されつつも大御所たる作品を生み出し続けるバンド/Cokelat-チョクラッ

Cokelat-チョクラッ ↑Cokelat=チョコレートという意味。もちろんバンド名です(笑)。 タイトルにある通りメンバー・チェンジが多く、特にフロントマン(ウーマン?)の交代に翻弄されてきたバンド。そういった理由でこのバンドの紹介は避けていたのですが(複雑になるので)、そろそろ書かないといけないですね。 1996年バンド結成。アルバム・デビューは2000年。 最初の全盛期はやはりKikan-キカンがボーカルを務めていた時期でしょう。特に2001年リリースの2ndアルバム:Rasa Baruやシングル:KarmaおよびLuka Lama、そして続けてリリースされたシングル:Bendera-ブンデラ(旗←インドネシアの国旗のことを歌ってます)が大ヒットを記録し、インドネシア国内で一気にトップバンドへと上り詰めた時期です。※Benderaはインドネシアで国民的人気を誇るバンド;Sheila on 7のEross Candraが書いた曲です YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=kLqToCKVnzI その後、定期的に作品をリリースしていきますが、2010年、バンドの顔であるKikanが脱退。さらに同年、2人目のドラムを務めたErvinも脱退。さらにKikanの次のボーカル:Siti Sarah Hadjuも1年そこそこで脱退し、バンドは厳しい時代へと突入してしまいます。 そしてバンドは次なるボーカルにJackline Rossyを迎え安定を図っていきますが、2014年には3人目のドラム:Ottoが脱退。ドラムに正式メンバーを迎えないまま2018年まで活動。そして2019年、ボーカルのJackline Rossyが脱退となります。 ねっ、メンバーチェンジ激しいですよね(涙)。 で、やっと近年の動向ですが、2018年からドラムにAxel Andaviarを正式メンバーとして迎えます(Axelは/rifのギタリスト:Ovyの息子で現在28歳の若きプレイヤー)。ここからCokelatの活動は地に足のついた安定感が甦ってきます。 そしてボーカルに、日本でも活動歴のあるAiu Ratna-アユを迎えたのです。 ※Aiu Ratna (AiU)とJOSAPHATの夫婦ユニット:IUSAについての記事も読んでみてください AiU加入後の最新シングルはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=OomDFov08wA もともと個性的でキャッチーな曲を書くバンドですが、久々に緊張感溢れるシリアスでカッコいいナンバーを出してきましたね〜♪ ただ、ここへきてAiUは活動休止に入ります(涙・でもオメデタなので許してね❤️)。 どうする、Cokelat? と、ファンの方は心配しているかと思いますが、あくまでAiUはお休み中ということで、彼女が復活するまでの間、ゲストボーカルを迎えて活動していくことになりました。 そのゲストボーカルを含めた新しい幕開けとなる活動として“Coketal x Astrid-Live Studio Session”と題して、明日6月16日夜、YouTubeにアップされます。※次回、当サイトのニュースリリースで再度お知らせします ということは、ゲストボーカルはAstridということになりますね。 Astridを知ってる方にとっては「おぉー」な人選かと思いますが、この記事をご覧の多くの方は知らないと思いますので、彼女の初期のヒット曲を聴いてみてください。↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=Gl8sFAsaZYw 私はね、AiUが加入した時点から「Cokelatはここから第二の全盛期に入るのでは」と考えていました。前述しましたが、AiUのボーカルによってバンドが”地に足の着いた感じ”になったのは間違いないからです。全盛期のような大ヒットを飛ばすような動きがあるかどうかではなく、ロックバンドとしての安定感や重みがこれまでのCokelatとは違うからです。 何にしても、まだまだ目が離せないのは言うまでもありませんね! しかし、今回の記事はいつもより長くなったなぁ(笑)。 “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

ジャズ、ポップス、ソウル、ロックの全てを呑み込んだ名作:Syaharani & Queen Fireworks (ESQI: EF)/Selalu Ada Cinta (2014年)

Syaharani & Queen Fireworks (ESQI: EF)/Selalu Ada Cinta-いつも愛はある (2014年) ジャズシンガーとして名を馳せたが、ひとつのジャンルに留まることを良しとせずシンガーとしての幅広さをいつも見せて(聴かせて)くれるSyaharani-シャハラニのプロジェクト:Queen Fireworksの3rd作です。 先ずはSyaharaniとはどんな人なのかを紹介します。 インドネシア屈指のジャズ・シンガーで、1999年ソロとしてデビュー。アルバム:Loveをリリースします。 そして、2002年にジャズの枠(どころかロックやポップスという枠も)を越えたサイケで宇宙的なMagmaという作品をリリース。トリップ・ホップ、ジャズ、ダンス、ポップス、エスニックを上手く溶け合わせた、どこか宗教的で民族的な匂いのする作品でした(プログレ・ファンはイケるんじゃないかな?)。ちなみにこのMagmaはSyahraniを中心とした“Syaharani Magma Project”とも命名されていて、プロデュースもSyaharani本人が務めています。 今日の本題ではありませんが観て/聴いてみてください。YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=9rQdxRQFvg8 ※画質が悪いですが我慢してくださいね〜 ちなみにこのナンバー、Magmaの中で最も聴きやすい1曲です(かなりトリップを誘発するような楽曲もあるので)。デジタル・プラットフォームには無いようですが、聴き応えのある深淵な作品なので、気になった方は探してみてください。 そしてこの後2004年、ジャズ回帰となるアルバム:Syaharaniをリリース。2006年には自身を中心とした:Syaharani & Queen Fireworksを結成していきます。 ジャズ/フュージョン系・大御所ギタリスト:Donny Suhendraとロック系で有名なギタリスト:Didit Saadらを擁したバンド/プロジェクトで2007年:Buat Kamu、2010年:Anytimeといったアルバムをリリースしていきます。 さぁ、ここでやっと本題の作品:Selalu Ada Cinta(2014年)となるわけですが、ジャズ、ロック、ソウル、ポップスがバランス良くミックスされた秀逸な作品に仕上がっています。聴いていて肩に力が入らないリラックスした作風で、色んな意味で偏りが無く多くの音楽ファンに愛される作品と言えるでしょう。 心から楽しんで作ったであろう様子が聴いて取れますし、Queen Fireworks体制になって初めて全員のバランス感覚の中で作ることに成功した作品だと思います。 こちらはアルバム:Selalu Ada Cinta収録曲の中で私が1番好きなナンバー!↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=xMeEKVmxXFw めちゃくちゃアメリカンな曲ですが(笑)、素晴らしい♪ ハスキーで倍音豊かな、シンガーとしてのSyaharaniの良さをあらためて示した楽曲かと。ジャズから離れた楽曲ではありますが、ソウル的Syaharaniの魅力がさらにアップしています! Syaharani &...

奇跡とも言えるポジティブなエネルギーを詰め込んだ大ヒット曲:GAC (Gamaliel Audrey Cantika)/Bahagia (2015年)

GAC (Gamaliel Audrey Cantika-ガマリエル・オードリー・チャンティカ)/Bahagia (2015年) まず最初に正直、この曲が凄過ぎて私の中では“一発屋”のイメージが拭えない…。※他の曲が悪い訳ではありませんよ、念のため ということを念頭に置いてお読みください(笑)。 Gamaliel Audrey Cantika=略してGAC このグループ名はメンバー3人の名前で、Gamaliel(男性)、Audrey(女性-Gamalielの妹)、そしてCantika(女性)で構成された男女混合3人組ヴォーカル・グループです。 2008年グループ結成、2010年デビュー、アルバムデビューは2012年。 2009年、3人の歌っている動画がYouTubeでバズり、その後“シンデレラストーリー”的にデビューを果たします。 2012年:Gamaliel Audrey Cantika、2015年:Stronger(今回紹介しているBahagia収録のアルバム)、2018年:Resonanceと、現在まで3枚のアルバムをリリースしていますが、(その全てを聴いた上で)やっぱりBahagiaが持つポジティブなエネルギーに勝る楽曲はないかと思います(あくまで個人的見解ですが)。 早速そのBahagiaを観て/聴いてみてください。YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=zDHOW9PdQYE この動画、視聴回数約3600万回!彼らの動画の中でも群を抜いた破格の回数となっています!当時、かなり派手にプロモーションされていたことも関係しているとは思いますが、やはりこの曲そのものが別格なんですよ。タイトルの通り”奇跡とも言えるポジティブなエネルギーを詰め込んだ”楽曲であり、リスナーはそこに反応していったというわけです。 もちろん彼らはこの後も精力的に活動していますし、大きな賞も受賞しています。 ここまでインパクトを残す楽曲をまだ出せてはいませんが、そんなもの10年に1度あるかないかだと思いますし、引き続き彼らの音楽を応援していこうと思ってます。 あっ、ちなみにBahagiaとは日本語で「幸せ」です。曲が発するメッセージも至ってシンプルです。 “明日は(昨日とは)違うと信じよう 君の夢を実現させよう この人生の神の恵みの全てに感謝しよう 私たちは幸せなんだ・私たちは幸せなんだ” そう、何があったとしても幸せなんです。どんな嫌なことや困難に遭っても、でも本当は幸せなんです。 このBahagiaはもちろんのこと、これまでの全アルバムがデジタル・プラットフォームで聴けますので、皆さんも是非聴いてみてください! ちなみに最近はGACの活動ではなく、各々がソロ活動を展開しています。そちらも良かったら聴いてみてくださいね。↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=A27oE4DygKE https://www.youtube.com/watch?v=gfH6KhtkX-I https://www.youtube.com/watch?v=Seu_t9U9XcE “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

インドネシア国内のプログレッシブ・ロック・シーンはメインストリームになれたのか?/Indonesia Maharddhika (Compilation Album : 2014年)

Indonesia Maharddhika (Compilation Album : 2014年) 先ずはタイトルの答えを。メインストリームに…なっていません(涙)。 これに関しては日本も同じですし、海外でも巨大メジャー・バンド以外はメインストリームの音楽とは言えないでしょう。 ただある一定数のファン/マニアが存在しており(かなり多いですよ)、メジャーでなくとも秀逸な輝ける作品が後を絶たないのも事実。 インドネシアでも当然ながらプログレ人気はそれなりに高く、あまり一般には知られていませんが、素晴らしい作品をリリースしています。 そんなインドネシアのプログレ・シーンの扉を一気に開けようとする作品/コンピレーションが2014年にリリースされました。それが“Indonesia Maharddhika”という2枚組コンピ作なのです。 もともとプログレというジャンル自体、一般的に浸透してるとは言い難い音楽で「マニアック」扱いをされていますが、このコンピはインドネシア人なら誰もが知っているロック・スター(Once:Dewa19やAndy/rif)がコラボしている曲や、プログレにしては恐ろしくキャッチーな楽曲も収録されていたりと、リリースする側の「このジャンルを盛り上げたい」という想いがひしひしと伝わってきます。 さらに、世界のプログレ・ファンにとってかなり興味深いのが、YESでの活躍で有名な大御所:Rick Wakemanが参加した名曲“Indonesia Maharddhika”(Guruh Gipsy / Guruh Sukarnoputra and Gipsy Band: 1977年リリース)のカバー。 他にも、日本の“辺境プログレ/ジャズ・ロック”ファンから注目されたIwan Hasan率いる“Discus”の楽曲も収録されています(Iwanは前述Rick Wakemanとの共演となるIndonesia Maharddhikaでもメインで参加)。 と、ここまで熱く書いてきましたが、私のお気に入りは”Van Java/Prophecy of Jayabaya”何度リピートしたことか♪ 先ずは聴いてみてください。YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=ucbSlwr1BF0 ついでに、Indonesia Maharddhikaのアルバム全体がわかりやすくまとまっているVideoもどうぞ↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=oXSXFV8Tqpc ※ラストに映されるRick...

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毎週金曜日19:00〜22:00オンエアの人気番組『FRYDAY NIGHT RADIO SHOW ”THE LIVE” (LOVE FM)』♫ この番組は”LIVE”にこだわったDJ MIX...

OMBAGSのSolo作:Bagus Dhanar Dhanaより最新Music Videoリリース

NTRLやJalan Tengah、そしてソロでの活動と大忙しのOMBAGS (Om Bagus / 以下Bagusさん)の最新Music Videoがリリースされました。 Bagusさんのソロ作:Bagus Dhanar Dhana(ちなみにこれはBagusさんの本名)は2023年にリリースされたのですが、今年に入り4月にはアナログ盤をリリース。Bagusさんの優しさや音楽に対する真摯な空気感が、アナログにすることによりさらにサウンドに染み込んだものになったと思います。 そしてそのソロ作収録曲「SENANDUNG...
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