〜前回からの続き〜
ということで、簡単に前編の流れをおさらいします。
私が中学2年生の頃、実家が増築→裏庭に地の神様を祀っていたが、それを無視してしまった(地鎮祭等も行わず)→その元裏庭に位置する部分の2階が私の部屋→いつしかラップ現象が起こるようになる→部屋に霊達が集まるようになる→最終的には”渋谷駅のスクランブル交差点”のような賑やかさになる→しかし霊達から私に対しては何のアプローチも無い→しかしある日を境に溜まっている霊の1つが私にアプローチ(話しかけて)してくるようになった…
ここからですよ、怖い思いをするようになったのは。
1つの霊のみが私に語りかけてくるようになったわけですが、始めのうちのことは正直覚えていません。多分、そんなにインパクトのある言葉ではなかったのでしょう。ですので、私も(金縛りに遭って)苦しい思いをしている割には淡白な感想しか持っていなかったと記憶しています。
そしたらその霊、「イラっ」としたのでしょう。
とうとうこんな行動に出てきました。
「オイお前、俺の存在が夢か何かだと思ってんだろ?」
と耳元で囁かれ、その直後に私の耳たぶを「ペロッ」と舐めてきたのです!!
ヒィ〜〜〜〜〜〜っ、ヒィ〜〜〜〜〜〜っ←私が恐怖に怯えた様子
そして…
「な?嘘じゃなく俺は本当に居るだろ?!」
と、捨て台詞を残し終了。
かなり濁声です。低い声です。
※ちなみにこの一方的なやり取りの間も他の霊達は明るく賑やかにやってます(笑)
しかし何より私を驚かせたのは…これ、書いちゃってイイのかなぁ…あくまで私の体験ですよ。
霊って冷たいイメージを勝手に持っていましたが、なんと【温かい】んです(怖)!
ペロッってされた時に温かさを感じたのです(怖・怖・怖)!!
そして、その夜から何日後だったかは記憶にありませんが、とうとう私に最後の脅しをかけてきました!
「オイ、覚えとけ!お前だけはコ○スからな!絶対に○ロ○からな!!」
“コ○ス”…しかも“絶対に”(断言せんでくれよ〜・涙)!!!
もう、さすがの私も母親にSOS!
「俺の部屋なんとかしてくれ〜〜〜〜!!!」
※今回は「感嘆符」を多用してます
ちなみに霊が溜まり始めてからというもの、通常の生活自体にもロクなことがなく困っていましたので(さすがに内容は書けません)それらを含めて母に説明しました。
そして母が知り合いの霊媒師さんと連絡を取り、その後は解決に向かっていくわけですが、その霊媒師さんとのやり取りもまた凄かった。
母だけがその霊媒師さんと会うことになり、念のため家族全員の写真を持っていきました(実家:静岡県⇄霊媒師さん:東京なので)。
家族で集合している写真が無かったので、父と兄と私のひとりで写っている写真を1枚ずつ。
母は霊媒師さんと会うなり写真を“パッ”と出したのですが、その瞬間「この子の写真だけでイイよ…他は関係ない」と。
その写真は、私がひとりで写っている写真(涙)。
『あなたの家族で、この子だけがそういう目に遭うのよ…霊媒体質だし』
母曰く、まだ何も説明していない(笑)。
『あなたの家、最近増築したでしょ?』
と、いきなりノートに長谷川家の現在の間取りを描き、私の部屋を当て、さらにこう言ったようです。
『この角に地の神様を祀ってたのに、あなた達何もしないでここを潰したんだね』
母曰く、まだ何も説明していない(笑)。
※ちなみにこの”地の神様”とは、遠州地方に古くから伝わる”地の神信仰”のようです
「この子かわいそうに…このままここに居ると死んじゃうよ。
私が今から書くものをこの子に毎日読ませなさい。朝は東を向いて、夕方は西を向いて。
それと、これからこの子は常に数珠をするように言っておいて。数珠で防げるものもあるから」
と、経文ようなものをフリガナ付きでいただきました。
母が帰宅したその直後から毎日2回、必死にその経文を読ませていただきました。
そして私にやっと、平和が戻ってきましたとさ。
※あくまで“この件についての平和”のみですが(恐っ)
長くなるので(これでも長いけど)かなり端折ってます。
伝わるかなぁ…ていうかこの話、信じます?
信じるもなにも、ホントにあったことなんですけど。