DDuo Kribo/デュオ・クリボノスタルジーな名盤・名曲シリーズ:インドネシアロック界のレジェンド達によるスーパーデュオ・Duo Kribo-デュオ・クリボ/Duo Kribo Original Sound Track (1978)

ノスタルジーな名盤・名曲シリーズ:インドネシアロック界のレジェンド達によるスーパーデュオ・Duo Kribo-デュオ・クリボ/Duo Kribo Original Sound Track (1978)

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Duo Kribo-デュオ・クリボ(“アフロヘアのデュオ”という意味)

これぞインドネシアロック界を揺るがした【デュオ】

Duo Kribo-デュオ・クリボ Achmad Albar(左)とUcok Aka Harahap(右)

例えばですが、全盛期のミック・ジャガーとロッド・スチュアートのデュオとか、ロバート・プラントとイアン・ギランのデュオとかを想像してもらえればと思います。

大興奮ですよね?

他記事にて「インドネシアではデュエット・ナンバーが多い」と書かせていただきましたが、Duo Kriboに関しては次元が違います。
それくらい凄いデュオだと思っていただければと思います。

■1977年上映の映画:Duo Kribo

70年代のインドネシア・ロックシーンを舞台に、「ロックスターを夢見て活動していく境遇の違うふたりの男が、紆余曲折ありながらも最後はDuo Kriboとして共にステージに立って成功していく」というお話です。コミカル且つ人情味溢れる映画となります。

ふたりのアフロ・ヘアのロック・ミュージシャンとはAchmad Albar-アフマッド・アルバルとUcok Aka Harahap-ウチョック・アカ・ハラハップ。

お2人ともインドネシアロック界のレジェンドで、AchmadさんはGod Blessという現在でも活動中のバンドのヴォーカルでありリーダー。
Ucokさんは「AKA」という、やはり伝説のロック・バンドのヴォーカルでありリーダーです。
※Ucokさんは惜しくも2009年・享年66歳で亡くなっています

ちなみに、おふたりのヘア・スタイルは当時から『アフロヘア』です。ということは、映画の構想が先にあってAchmad/Ucokが選ばれたのか、それともAchmad/Ucokありきで作られた映画なのか…色々と調べてみましたが、その辺はよく分かりませんでした。

音楽性ですが、基本はポップ・ロック、そしてインドネシアらしいバラードが詰まった作品に仕上がっています。
それと、この頃らしいちょいとファンクな感じも。
2014年にCDとして再発されたモノを私は(ラッキーにも)購入しましたが、現在は入手困難。
デジタル・プラットフォームの方も探してみましたが、Apple MusicやSpotifyにもこのサントラはありません(涙)。トホホ…。

Duo Kribo-デュオ・クリボ:オリジナル・サウンド・トラック

ということで、YouTubeにアップされているものから聴くしか方法はなさそうです。
いくつか記事内にあげておきますので、是非そちらから聴いてみてください。

先ずはテーマ曲とも言える1曲
Duo Kribo / Aku Harus Jadi Superstar-“俺はスーパースターにならなきゃいけないんだ!”というナンバー↓
※オフィシャルが無いので最も音の良い動画を選んでいます

https://www.youtube.com/watch?v=FQIrZYYjK7

↑埋め込みできないようなのでリンクからどうぞ

そして“Those Shocking, Shaking Days: Indonesia Hard, Psychedelic, Progressive Rock and Funk 1970-1978”というコンピレーション・アルバムにも収録されている
Duo Kribo / Uang-“お金”↓

Duo Kribo / Uang コンピレーション・アルバム:Those Shocking, Shaking Days: Indonesia Hard, Psychedelic, Progressive Rock and Funk 1970-1978より

Duo Kribo (OST) をアルバムとして聴いていただけないのがとても残念ですが、全曲名をコチラにアップしておきますので、他曲もYouTube等で探してみてください。

1: Aku Harus Jadi Superstar
2: Duo Kribo
3: Uang
4: Dunia Panggung Sandiwara
5: Kenangan Elvis
6: Musik Di Pantai Bina Ria (Instrumental)
7: Sang Cinta
8: Mencarter Roket
9: Ibuku
10: Air Port Halim (Instrumental)
11: Semut
12: Superstar
13: Duo Kribo (Credit Title)

“良き音楽は良き人生へと誘う”

素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

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