Tag:ロカナンタレコード
旧譜情報
本日のBagus Music/FM佐賀:チンタ・インドネシアのコーナーは”インドネシアの国営レコード会社:ロカナンタ関連”特集♪ 2023.1.31(火)
☆Bagus Music (バグース・ミュージック):チンタ・インドネシアのコーナー☆
1月31日(本日)On-airのBagus Music ”チンタ・インドネシア”のコーナーは、インドネシア初の国営レコード会社:ロカナンタ・スタジオ及びロカナンタ・レーベルに関連する音楽を紹介していきます!
Bagus Music Radioでもチラリとお話したこともありますし、このBagus Music Websiteでも一度特集記事を書かせてもらっているロカナンタ♫インドネシア音楽の「大きな博物館」と称される歴史あるレコード会社です。
インドネシア国立放送局:Radio Republik Indonesia(通称RRI)によって1956年、中部ジャワのソロに設立され、これまで録音された楽曲は約5,600曲と言われています。
基本的な姿勢として、現在はもう音楽制作は行っていなくて、所有する膨大なカタログをデジタル化し復刻盤をリリースするという活動を多くしています。
本日はこのロカナンタに関連する素晴らしい音楽を紹介していきます。
先ずはコチラ↓
私が一目惚れ(一聴き惚れ?)した1枚。Remadja Bahana:トリオのグループで、ドゥーワップからサーフロック、クロンチョン(世界最古のポピュラーミュージック)、R&R、Jazzなどを自身のグループで取り入れミックスした音楽性を持つコーラスグループでございます。
これが良いんですよ〜、めちゃくちゃ秀逸な音楽性!!
ラジオで紹介する曲は別の曲になりますが、YouTubeにAudioがアップされています↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=0P8a8aRM1RQ
私が入手したのは2015年。私の購入によって初めてデジタイゼーションを行ってもらいCDに焼いた逸品になります♫そのお陰か(?)今ではワールド・ミュージックのCD等を販売しているWeb Shopでも購入することができるようです。興味のある方は是非、探してみてください。
そしてもう1曲ラジオで紹介するのはコチラです↓
出ました!ここ日本でも人気・評価の高いWhite Shoes & The Couples Companyです!!
コチラはロカナンタ・プロジェクトのひとつ。2013年リリースの「Menyanyikan Lagu2 Daerah(地域の曲を歌う)」という5曲入りEPで、ロカナンタ・スタジオにてレコーディングされた作品です。
古き良きインドネシアのポピュラー・ミュージックの曲を現代的にアレンジしカバーした名演でございます!全曲フルで聴ける動画がアップされていますので、是非そちらからも聴いてみてください↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=jk1aCieSQaM
本日も素晴らしい音楽がいっぱい!!ということで今夜のBagus Musicをお楽しみに〜!私とは夜8時にお逢いしましょう♫
“良き音楽は良き人生へと誘う”
素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫
Remadja Bahana/ルマジャ・バハナ
インドネシア初の国営レコード会社ロカナンタ・スタジオ/ロカナンタ・レーベルとルマジャ・バハナ:Tentang Lokananta & Remadja Bahana
今回は、インドネシア初の国営レコード会社:ロカナンタ・スタジオ及びロカナンタ・レーベルと、そのロカナンタへ訪れた際に購入した素晴らしい作品についてお話します。
インドネシア音楽の「大きな博物館」と称されるロカナンタは、インドネシア国立放送局”Radio Republik Indonesia”:通称RRIによって1956年、中部ジャワのソロに設立されます。既に音楽制作は行っておらず、所有する膨大なカタログをデジタル化し、復刻盤をリリースするようになりました。
設立以来、録音された曲は約5,600曲ということですので、CDにするにもかなりの量になります。
ただ「私もロカナンタからCDを購入しようかしら」と思っても、大量の注文が見越せないという理由だと思うのですが、ロカナンタに訪れてくれた人=マニア・愛好家のためのサービスということで、その場で注文されたらその音源(アルバム)をCD-Rに焼くというスタイルを取っています。もしくはワールド・ミュージックのCDを販売しているウェブサイトから購入しなくてはいけません(日本のサイトにもあります)。しかしどちらにしろ注文方法は同じであり、現物は「CD-R」となります。
例えCD-Rでもそれが正規品ですし、マニアにとっては涎モノ。かつての素晴らしい音楽をマスター音源から正式にCDにしてくれますし、世の中にはほとんど出回っていないCDということになりますので、特別感も半端ないです。
私は2015年にロカナンタを訪れ、かなりの量を購入しました。数えていませんが、多分、7-80枚は購入したかと思います(笑)。その中には、まだアーカイビングされていないモノもあり、私から発注を受け、マスター・テープの確認をして初めてデジタイゼーションを行い、CD-Rに焼くという作業をしてもらいました。
手に入れた時は嬉しかったなぁ♪
そんなロカナンタの歴史の中でも最重要な女性歌手がワルジーナです。実際に彼女はミュージアム化している現在のロカナンタでも大きく紹介されています。
ロカナンタに残された音源はポップス(俗に言う歌謡曲)、クロンチョン(世界最古のポピュラー・ミュージックと言われてます)、ムラユ音楽、ジャズ、童謡、地域・民族単位の音楽、さらにはガムランに至るまで、ジャンルはきわめて多岐に渡っています。
インドネシアの遺産であるそれらの音楽を倉庫の中に眠らせておくのはもったいない!と数名の有志が集まってロカナンタの倉庫に眠っている原盤を掘り起こし、デジタル音源に転換して無料でアクセスできるようにした【Irama Nusantara/イラマヌサンタラ】というサイトもありますので、興味のある方は一度覗いて(聴いて)みてくださいね。
Irama NusantaraのURLはこちら→http://iramanusantara.org/
このサイトはインドネシアの懐メロの宝庫であり、既に1,100を超えるタイトルが楽しめる状態になっているようです。この有志たちの趣味趣向を活かした内容になっているのでインドネシアのポップスが優先されていますが、他ジャンルもチラホラと混じっていますので、ポップス以外を聴きたい方は根気よく探してみてください。
近年は若者を中心にしたロカナンタ・プロジェクトが発足されたり、2000年以降にデビューしたバンドらが立ち上がり、ロカナンタ・スタジオでレコーディングするというプロジェクトもありました。そういった事例はまだまだ僅かではありますが、歴史の中に埋もれないようにしようという活動には胸が打たれます。
〜ロカナンタと伝説の音楽家たち〜
ロカナンタからリリースされた作品には、伝説的な音楽家たちの作品がワンサカとあります。
例えば...
Gesang、Bing Slamet、Waldjinah、Titik Puspa、SamSaimunなどなど。
上記名前を見て「あっ、知ってる!」と思った方はかなりのマニア確定ですね(笑)。
私は上記名前にある中で言えば「Waldjinah/ワルジーナ」さんが大好き!ロカナンタで購入したCD-Rの6割はワルジーナさんのアルバムでした。
※ワルジーナさんは日本のワールド・ミュージック関係の中でも有名で、日本でレコーディングされた作品もありますが、ロカナンタで手に入れられる作品はもちろん別格!まだ若き日の素晴らしい歌声が聴ける作品ばかりです♫
ということでここらでひとつ、ロカナンタから手に入れた作品をご紹介します。
今回紹介するのはワルジーナさんの作品ではなく(ここまで言っておいて・笑)
Remadja Bahana /ルマジャ・バハナ
正直、Remadja Bahanaのバイオが存在しないので何も説明できないのですが、トリオ編成で、ロカナンタの中でも古いバンドのひとつということでした(ロカナンタのスタッフ談)。
私が訪れた時にはまだアーカイビングされていない作品だったので、レコード・ジャケットを手に取って「これを聴いてみたい!」とスタッフさんにお願いしてレコードを聴かせてもらい、一発で気に入ったバンドです。
そして、その場でデジタル化/リマスターしていただき、CDにて購入させていただきました。
YouTubeチャンネル:Bagus Music(旧名:ロック向上委員会ドットコム)にて、Remadja Bahanaについての動画をアップしていますので、是非一度観てみてください!曲も聴けますよ〜!!
https://www.youtube.com/watch?v=ocgbGTV5Aqw
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Latest news
Bagus Music/FM佐賀:チンタ・インドネシア最終回 2023.3.28(火)
☆Bagus Music (バグース・ミュージック):チンタ・インドネシアのコーナー☆
3月28日(明日)On-AirのBagus Music / チンタ・インドネシアのコーナーは、Bagus Music最終回ということで、いただいたメッセージに添った選曲にてお届けします。
最終回ということもあり、たくさんのメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。そのメッセージの中からふたつ選び、曲をお届けしていきたいと思います。
1回目から聴いてくれているという内容で「NAIFの”DI MANA AKU DISINI”が好きで何度も聞きました・今も聞いていると何となく切なさが増してきます」と、めちゃくちゃ嬉しいメッセージをいただきましたので、私のフェイバリット・バンドであるNAIFをおかけいたします♪
古いMusic Videoで画像が粗いのですがご容赦くださいませ↓↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=ua-1vvhog8I
Bagus Music Radioの1回目に選んだのがこの曲。ていうか、すっかり忘れていましたが(笑)。
名曲中の名曲...NAIFはこのレベルの名曲をたくさん持っているのが強み。他ロック・バンドとは一線を画す音楽性で国民的人気を誇っていました(2021年に解散してしまいましたが・涙)。
そしてこのようなメッセージも。「チンタ・インドネシで聴いたSCALLER、ちょっと衝撃的でした・インドネシアって日本人が思っている以上に進化してて才能溢れた人たちが多いことを知りました」と、いただきました。
嬉しいですね〜、ホントに!!ありがとうございます☆
ということで、3月第1週に特集しましたSCALLERの、そのときは紹介できなかった1曲をご紹介します!なんせ2曲しかかけれませんので、聴いて欲しくても泣く泣く諦めなければならないときもあるのです。
https://www.youtube.com/watch?v=GHf0MsT0WT8
どうですか?めちゃくちゃカッコ良くて秀逸!!SCALLERの2人は自分達がどういうビジョンでどこへ向かっていきたいのかがハッキリと見えています。曲もルックスも魅せ方も聴かせ方も。特に彼らの音楽をアルバムで聴くと、そういったところが分かってきてさらに理解が深まりますよ。
ということでBagus Music Radio@FM佐賀の最終回、チンタインドネシアのコーナーはこのような内容でお送りします。是非、お聴き逃しのないようお願いします!チンタのコーナーのみならず、オープニングからエンディングまで約1時間、かなり面白い放送となりますので!!
それでは、私とは明日の夜8時オンエアのBagus Music Radioでお逢いしましょう☆
“良き音楽は良き人生へと誘う”
素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫
本日のBagus Music/FM佐賀:チンタ・インドネシアのコーナーは2度目の登場・Adi Widodoの新曲を聴こう♪ 2023.3.21(火)
☆Bagus Music (バグース・ミュージック):チンタ・インドネシアのコーナー☆
3月21日(本日)On-AirのBagus Music / チンタ・インドネシアのコーナーは、Bagus Music2度目の登場・孤高のシンガー・ソング・ライター:Adi Widodoの特集です!
前回、Bagus Music RadioでAdiを紹介したのが2022年5月10日でしたので、約10ヶ月ぶりになります。間に合って良かった(Bagus Musicは来週が最終回)!
今回は先月2月23日にリリースされたシングルを引っ提げての登場となります。タイトルがまたシンプルで分かりやすい!!
Adi Widodo / Bali
でございます!!
1983年生まれ、スマトラ島(中部)はリアウ州出身のSSWで、中部ジャワのジョグジャカルタへ出て、音楽家としてのキャリアをスタートしています。
これまで多くのバンドでギタリスト及びコンポーザーとして活動してきたAdiですが、最も有名なのは、女性シンガー“Elda Suryani”とのデュオ:Stars and Rabbitでの活動でしょう。
このデュオ、インディー界でかなりの人気を誇っており、海外ツアーを頻繁に行っていたほど。しかしAdiはソロへと活動を移すべく、2019年11月、突如脱退をしてしまいます。
2021年3月にシングル:Wintermanでソロデビューを飾り、2022年1月には2ndシングル:Stay On Meをリリース。そして2023年2月に前述の3rdシングル:Baliをリリースしました。
これまでの2曲は完全なる英語詞でしたが、今作のBaliは初のインドネシア語による歌詞。これまでは世界を向いていましたが、ここで一旦、自国へと向き直した感じではないでしょうか。曲も『Bali』ですから。
こちらBagus...
月刊Bagus!Vol.3 (ロック/ポップスDJ&トーク)は「Lynyrd Skynyrd〜Gary Rossington追悼Special〜」 3月22日(水)@LIVE BAR・雷神
月刊Bagus!Vol.3
毎月開催のミニ・イベント:月刊Bagus!でございます。毎月テーマを決め、素晴らしきロック/ポップス達を大音量でお届けして皆さまを素晴らしき音楽の世界へと誘っていくスタイルのイベントです!
けっこうギリギリの告知になってしまいましたが、3月はこちら↓↓↓↓
3月22日(水)Open 20:30 Start 21:00Charge ¥1,500(+1ドリンク)月刊Bagus! 3月のテーマ:Lynyrd Skynyrd〜やっぱレーナード好っきゃなーど〜 ”Gary Rossingtonを追悼して”↓↓↓↓■Live Bar・雷神:イベント・スケジュール(2023年3月)はコチラ
ツイキャス・プレミア配信もあります!!
LIVE BAR・雷神ツイキャス・プレミア配信料金 ¥1,000※アーカイブは3日間(3月25日23:59まで視聴可能です)↓↓↓↓■ツイキャス・プレミア配信チケットはコチラ
前回は違いましたが、Vol.1はJeff Beckお師匠の追悼特集でした。たった3ヶ月で2回の追悼特集とは...(泣)。
今回追悼していくのは、3月5日、71歳でこの世を去ったGary Rossingtonさん/レーナード・スキナードのギタリスト/レーナーズ最後のオリジナルメンバーを追悼してお届けしたいと思います。
2010年頃から始めた”バグースなロック講座”でもレーナード・スキナード特集を行ったことがありますが(2014年でした)、こんな形で2023年に再度やるとは思ってもみなかったです。
レーナード・スキナード:サザン・ロックの雄ですよ。あくまで例えですが、サザン・ロックの長兄がThe Allman Brothers Band、次男(次男はたくさん居るのですが・汗)がLynyrd Skynyrdと思っていただければ分かりやすいかと。
70年代、垢抜けないローカルなサウンド=サザン・ロックが世界を舞台にできるひとつのジャンルとして成り上がった。スワンプ・ロック、サザン・ロック、イギリスのミュージシャン達もこぞってそれらを追いかけていった。その始まりとなるのがThe Allman...
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最終回ということもあり、たくさんのメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。そのメッセージの中からふたつ選び、曲をお届けしていきたいと思います。
1回目から聴いてくれているという内容で「NAIFの”DI MANA AKU...
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前回、Bagus Music...