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ノスタルジーな名盤・名曲&デュエットシリーズ:”永遠の名曲”Melly Goeslaw feat. Ari Lasso-メリー・グスロウfeaturingアリ・ラッソ/Jika-ジカ

Melly Goeslaw feat. Ari Lasso-メリー・グスロウfeaturingアリ・ラッソ とにかく多くの方に聴いて欲しい...まだ間に合いますよ(意味不明・笑)。できれば今回紹介するデュエット曲のみならず、アルバムごと聴いて欲しいなぁ…という素晴らしい作品を紹介します。 先ずは“ヒット曲製造マシン(と私が勝手にそう呼んでいる)”Melly Goeslawと“元Dewa 19のオリジナル・メンバー/ヴォーカリスト”Ari Lassoのデュエット・ナンバー♫ Music Videoでどうぞ↓ https://www.youtube.com/watch?v=icY67U9PQS0 Mellyは以前当サイトの記事にて紹介しましたPotretでの活動、そしてソロでの活動、同じくPotretのメンバーでご主人でもあるAnto Hoedとの映画のサウンドトラック制作、他アーティストへの楽曲提供など常に第一線で活躍しています。 AriはDewa 19脱退後ソロ活動に専念。近年のDewa 19再結成でもヴォーカルを務め、こちらも常に第一線で活躍しています。 私ごとで恐縮ですが、初めてインドネシアへ行ったのは1999年。そしてインドネシアのポップス/ロックに魅了されるきっかけとなった曲がこのJika(“もし〜なら”という意味)でした。初めて降り立ったジャカルタでタクシーに乗り、ラジオから流れてくるこの曲を聴いて「ノスタルジックな雰囲気を大いに持ち、且つ(当時の)現在のポップスとしても秀逸なメロディで、妙に気持ちの良い転調が効いているナンバー」に驚いたのを今でも覚えています(そういえばこの頃のジャカルタはまだそんなに酷い渋滞じゃなかったなぁ…洪水の時は別だけど)。 今のジャカルタとは違う意味/雰囲気で、街は人・人・人で賑わい、どこもかしこも熱気に満ちていて、いつでもどこでも音楽が溢れていた…そんな時代です(懐かしいなぁ❤️)。 この名曲:Jikaの虜になり、ソロアルバム:Melly (1999)を購入し、すぐさまPotretも聴き始めて気が付きました。初めて聴いてもスグにMellyの曲だと分かってしまう「メリー節」がどの曲にも生かされていることを(まるでコステロ/Elvis Costelloやポール/Paul McCartneyみたいに)。いわゆる”稀代のメロディ・メーカー”のひとりなんですよ、Mellyさんは。 インドネシアの人にとってもその「メリー節」がツボなんでしょう。シンガーとしてのみならず、ソングライターとしても名を馳せていったのがその証拠です(ちなみに父親は歌手として有名なMelky Goeslawさん…サラブレッドですな)。 ということで、デジタル・プラットフォームでアルバムごと聴けますので、是非聴いてみてください!! ※これはMellyがデュエットしたナンバーばかりを集めたベスト盤↓ “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

ノスタルジーな名盤・名曲シリーズ:愛すべき一発屋を聴こう/Dea Mirela -デア・ミレラ・Menanti-ムナンティ (1999)

Dea Mirela /デア・ミレラ タイトルに「愛すべき一発屋」とありますが、これはあくまでも”私的に一発屋”ということを先に書いておきます(実際、他にもヒット曲はありますので)。しかし「一発屋」と言いたくなるほど、この1曲はかなり強烈だったのです。 その曲とは、Dea Mirelaという女性シンガーが1999年に歌ったYovie Widianto-ヨフィ・ウィディアント作のMenanti(“待つ”の意味)というナンバー。※歌詞は“Tak’kan ku menanti”なので、実際には「待てない」という意味になりますが Dea Mirelaは南スラウェシ州マカッサル出身で、学生の頃からいくつかのヴォーカル・コンテストで賞を受賞したりチャンピオンに輝き、1999年の上海アジア音楽祭では銅賞も受賞した経歴の持ち主(この音楽祭で歌われたのがMenantiです)。 最初のメジャーな活動はWarna(色/カラー)というヴォーカル/コーラスグループ。そのWarnaと並行してソロでも活動するようになり、Menantiが大ヒットを記録します(Warnaは2003年に脱退)。 この楽曲の持つパワー、そしてアレンジ共に凄まじく素晴らしい!そこにDea Mirelaの歌が乗ることでさらなるマジックを生んでいます。 私の中では“Burt Bacharachを歌うDusty Springfield”級な超名曲/名演と呼んでも差し支えないほど。 今から4〜5年前、インドネシアに滞在していた時にホテルでTVを付けっ放しにしていたら歌番組が始まりました。その番組のメイン、もしくはメインに近い形でDea Mirelaが登場したのですが、歌った曲はやはりMenanti♫ リリースから15年以上経っていましたが、トロけるような美しいメロディを持つMenantiを聴きながら「この曲は彼女の名刺みたいなものなんだろうなぁ」と思った次第です。 ちなみにデジタル・プラットフォームで探してみましたが、Dea Mirelaが歌うこの曲はありませんでした(Yovie本人率いるグループ:Kahitnaのバージョンはありましたが何か違うんだよな〜)。 ということで、YouTubeでご覧くださいませ♪ https://www.youtube.com/watch?v=WKr7ksmDyJA “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

超親日!インドネシアの国民的人気バンド:J-Rocks/ジェイ・ロックス

J-Rocks /ジェイ・ロックス かなりの影響力を誇るインドネシアの国民的人気バンド。 彼らの情報や動画をアップするといきなり視聴者数が上がることでも、彼らの人気が伺えるでしょう。 来日公演も何度か行なっており、J-Rocksのメンバーが別プロジェクトにて来日するという形も含めると4回-5回は日本に来ています。公私ともに日本贔屓なのも嬉しいですね。 メンバーはIman (Vo/G)、Sony (G)、Wima (B)、Anton (Dr) デビューからメンバーチェンジ無し、鉄壁の4人組。 J-Rock Starsというバンド名にて2003年に結成。その後、J-Rocksに変名して2005年にデビューを飾っています。 バンド結成後スグとなる2004年に行われたNescafe Get Startedというスター誕生的なイベントに出演しチャンピオンに輝き、そこでデビューが決定。そのまま流れに乗ってヒットを連発すると言う、スターになるべくしてなったバンドと言えるでしょう。 先ほど日本贔屓と書きましたが、彼らは「ラルク・アン・シエル」や「マリス・ミゼル」のファンで、他J-Popやロックから多大な影響を受けています。 バンド名の「J」も気になりますよね? この「J」は彼らの出発地点となる「Jakarta(ジャカルタ)のJ」、正直さや誠実という意味を持つ「Jujur(ジュジュール)のJ」、そして日本の音楽に敬意を込めた「JapanのJ」という様々な意味が込められています。 音楽性ですが、デビュー当初は特にラルク・アン・シエルを意識しており、そのスタイルが全編に散りばめられていますが、2ndアルバムからは徐々にオリジナリティが確立していきます。それでもやはりラルク・アン・シエル、そしてJ-Popからの影響も大きく、日本の音楽マーケットで勝負できる秀逸な音楽を聴かせてくれますよ♫ 我々日本人の琴線に触れるメロディ、そして洋楽ロック好きにも対応できる懐の深い音楽性の両方を併せ持ったJ-Rocks! J-Pop好きにも洋楽ロック好きにも“どストライク”な名曲をたくさん持ったバンドですので、知らないのは勿体ない! 是非、デジタル・プラットフォーム等から彼らの作品を聴いてみてください。 YouTubeチャンネル:Bagus Music(旧名:ロック向上委員会ドットコム)でもJ-Rocksについての動画をアップしていますので、是非一度観てみてくださいね〜。 https://www.youtube.com/watch?v=3kkLcqUO8Gc 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

インドネシアのビートルズ?名曲だらけの国民的人気バンド/NAIF-ナイフ

NAIF /ナイフ 私がインドネシアのロック/ポップスにハマるきっかけとなった1番最初のバンド。 国民的人気を誇り、老若男女幅の広い年代のファンを持っている。 1995年結成、1998年デビュー。 メンバーはダフィッド(Vo/G)、ペペン(Dr)、エミル(B)、ジャルヲ(G) 元々は5人組で、鍵盤のチャンドラが脱退しているが、他メンバーは現在も変わることなく鉄壁の4人組である。 名曲/ヒット曲が多く、音楽誌:Rolling Stone Indonesiaによる「史上最高のインドネシアの曲」では、NAIFの楽曲が2曲選ばれているほど。 1960年代〜70年代のレトロな音楽性とスタイルが基調ですが、ジャンル的には様々。 50年代的ポップス、ビートルズを彷彿させるナンバー、ファンク、ソウル、ハード・ロック、フォーク、ポップ・ムラーユ、そして、彼らにしか書けない独特なNAIF調のポップスととても多彩です。 ほとんどの曲にフックがあり、ライブでは観客のほぼ全員が大合唱しております。 デビュー10周年となる2008年には覆面バンド:BonBinBand (日本語で動物園バンド)として、アルバムとコミック(漫画)をリリース。これはメンバー4人が動物に扮するというユニークな作品で、子供向けとして作られたもの。本人たちは「僕らではない」と否定しているという、いわゆる「覆面バンド」ですね。 そして、2008年からは自らメジャーを抜けて自主レーベルを設立。メジャー環境での融通の効かなさ、厳しい制限、創作的自由の無さが理由です。 ライブではお客さんをいかに喜ばせるか、歌わせるか、そして笑わせるか?この3つが命題とばかりに、エンターテイメント性満載のステージを観せてくれ、楽曲ではフックの効いたキャッチーな曲を作り続けてくれるNAIF。 まだまだ目を離せないバンドですし、私的には永遠の“インドネシアNo.1バンド”です。 皆さんも、是非聴いてみてください。 デジタル・プラットフォームでも聴くことができますよ(アルバムによっては権利の問題がクリアできず聴けないものも有)。 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

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【Franki Indrasmoro (Pepeng) ニュー・シングル リリース / 11月10日】

インドネシアの才能豊かなミュージシャンでプロデューサーでソングライター、そして私の親友であるPepeng / ペペン=Franki Indrasmoro / フランキ・インドラスモロ(以下、Pepeng)が11月10日、新曲をリリースしました♪ Pepengは私のフェイバリット・バンド:NAIFの元ドラマーでありソングライター、そして2019年からはFNFというサイドプロジェクトでも活躍していましたが、2021年のNAIF解散を機に大手レコード会社にてアーティストを支える側=裏方へと移っていきます。 しかし昨年 / 2024年、表舞台に復活!およそ3年のブランクを経て、ミュージシャン / アーティストとして現在も活躍中です。 Pepengはドラマーですが、国民的人気バンドだったNAIF時代から、数々の大ヒット曲を創り上げたソングライターでもありますので、曲の良さはお墨付き! 今作は久々のインスト・ナンバーですが、昨年の復活第一弾となったソロ名義でのシングル『Ceriakan Dunia』ではVocalも取り、完全なるマルチミュージシャンとしても世に知られるようになったのです。 SpotifyやApple Music等、すべてのデジタルプラットフォームで聴けますので、ぜひチェックしてみてください!↓↓↓↓・Franki Indrasmoro - VICTORY SONG (Spotify)・Franki Indrasmoro -...
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Do you know Indonesia?〜ばぐーすなインドネシアミュージックの世界 Season.2 : 26th(LOVE FM / 11月16日 ON-AIR)

毎月第3日曜日は↓↓↓↓”Do you know Indonesia?〜ばぐーすなインドネシアミュージックの世界〜(LOVE FM)”11月のオンエア日はコチラ→[11月16日(日)22:00〜23:00]! 先月から時間を拡大してお届けしている、日本で唯一のインドネシア・ミュージック専門番組!今月はさらに興味深く、面白く、攻めていきますよー!! 先月から始まった『Yuk, Belajar Bahasa Indonesia!』(インドネシア語講座のコーナー)教養も身に付く『クイズ・インドネシア』のコーナーそしてSeason.1から続く当番組の名物コーナー『突撃テレフォンし隊』どのコーナーも充実させていきます!! 今回の『突撃テレフォンし隊』は、当番組初期に出演してくれたNTRLの総帥:Bagusさんをゲストに迎え、優しさとユーモア、そして人間味溢れる彼の真の姿に迫っていきたいと思います。 初めて会う人はBagusさんの強面なルックスにビビるかもしれませんが(笑)実際は照れ屋で、とても真面目で、大勢の中に居るとあまり自分を出せないような、そんなキュートな男なんですよ🎵それがとっても伝わるインタビューになっています!楽しみにしていてください!! そして他ラインナップはこちら↓↓↓・Nusantara Beat・AIU・Scaller & IKLIM・Sunwich・Thee Marloes・RIMALDI・Boy Warongan feat. Gabriella fernaldi 9割方最新のナンバーでございます! トークもインタビューも音楽も楽しめるDo you know Indonesia?ぜひ今月も聴いてください! 11月16日22:00〜LOVE...

洋楽ロック1時間かけまくり〜FRYDAY NIGHT RADIO SHOW ”THE LIVE” (LOVE FM) 11月7日

毎週金曜日19:00〜22:00オンエアの人気番組『FRYDAY NIGHT RADIO SHOW ”THE LIVE” (LOVE FM)』♫ この番組は”LIVE”にこだわったDJ MIX PROGRAMで、ソラリアプラザ1階ラブスタより生放送でお届けしている番組です。1時間ずつテーマやゲストが異なっており、私は今回も定番のラスト1時間:21:00〜22:00を担当! 私の担当ジャンルは①インドネシアのポピュラー・ミュージック』②洋楽ロック/ポップスの2つですが、今月は『洋楽ロック/ポップス』をLIVE MIX!! そして前回の洋楽ロックはテーマを設定しましたが、今回は「フリー/テーマ無し」!ロックの細分化されたジャンルで言うと混ぜ混ぜのMIXで、新旧も(最新作も有)混ぜ混ぜMIXでございます。この統一感無しの混ぜ混ぜ感が楽曲の良さをさらに増長させます。 そして、今回もたくさんメッセージやお褒めの言葉をいただき、ありがとうございました! 「聴き逃しちゃったよ〜」という方はこちら↓ radikoのタイムフリーなら11月14日までこの放送が聴けますので、私担当の時間のみならず、ぜひ3時間たっぷりと『FRYDAY NIGHT RADIO SHOW ”THE LIVE” (LOVE FM)』をお聴きくださいませ。Link(ばぐーす長谷川出演の時間)はこちら→THE LIVE...

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