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彼女の夢の記憶を聴く:INIS / Animal (2021年)

INIS / Animal (2021年) 完全にノーマークでした。 インドネシアの友人から「このアーティスト、良かったらラジオ等で紹介欲しい」とお願いされ初めて聴いた次第。 送られてきた音源は、今回紹介する曲の日本語バージョン。なぜ日本語バージョンを作ったのかは未だ不明ですが(笑)。 百聞は一見にしかず…ではなく、百文は一聴にしかず!! コチラは2021年2月にリリースされた英語バージョン(オリジナル)ですが、先ずは聴いてみてください。↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=4t-QtGPCmVY 現時点では日本語バージョンの詳細は見つからず、レーベル側からも説明が無いので分かりませんが、もしかしたら最近、日本語の歌詞でレコーディングしたのかもしれません。 ■INIS(またはInis Sahib) 南スラウェシ・マカッサル出身。94年生まれ/現在27歳の女性シンガーソング・ライター。 2013年に、X Factor(イギリス発祥のTV番組)Indonesiaという音楽オーディション番組に出場して“ベストパフォーマー”のベスト10入りを果たします。 その後2018年、「Shiny Over You」という曲でデビュー。 2枚のEPや他コラボレーションも含め、既に多くの作品をリリースしています。 Inisは自分が作り出す音楽を“ドリーム・ポップ”と呼んでおり、「夢を描くライター」だと称しています。 これは「夢を持っている」とか「リスナーに夢を与えている」などの理由ではなく、全てが『彼女の夢の記憶』を曲にしているのだそうです。 音楽性はアデル、ルーマー、曲によってはエリカ・バドゥあたりを彷彿とさせます。R&B、そしてヒップホップとジャズのクロスオーバー、イージーリスニング的なナンバー、そこにメロディアスな歌が乗るというスタイル。 Animalの日本語バージョンが送られてきたその夜は、彼女の曲が秀逸過ぎて朝まで聴きまくってしまいました(笑)。 ちなみに、彼女のロゴにも「イニス7794」という日本語が載っています。※1994年7月7日生まれという意味なぜ日本語なのか?このあたりもまだ理由は聞いていないので分かりません。分かり次第、加筆させてください。 そして8月には待望のNewシングルもリリースしています↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=X95kIaFLOik&list=OLAK5uy_mrR9OHudla6J4CNR1cJoyHm2PuYUXzmm4 こちらは2019年リリースのEP:Mood Hacksに収録されている素敵なナンバー↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=NEmBoOi6NiY どれも素敵な曲ばかり♪まだまだ出てくる秀逸なインドネシアのポップス/ロック…底無し沼です。 INISの作品はデジタル・プラットフォームでも聴けますので、皆さんも是非聴いてみてください。 “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

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ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜第16回「祝・映画公開記念 – Creedence Clearwater Revival特集」9/20

ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜(FM那覇)毎週水曜日22:00〜オンエア 明日9月20日は、アメリカーナ/ルーツ・ロックの元祖であり、凄まじいまでのグルーヴ感で名曲を放出する伝説のバンド”Creedence Clearwater Revival特集”をお届けします。 個人的な話ですが、若き日の頃、CCRとLeon Russellを狂ったように毎日毎日聴きまくりました(もちろん他も聴きまくりましたが)。なんて言えば良いのでしょう、豊潤なんですよね、音楽そのものが。両者共に、アメリカのルーツ音楽がごった煮のように混ぜ合わさっていて、南部の息吹をダイレクトに感じられるルーツ・ロック系音楽の権化なんですよ。もちろん他にもそういったバンド/アーティストは居ますよ。The Bandなんかもめちゃくちゃ最高ですよね。それらを聴いていると、めちゃくちゃリラックスできるし、リラックスしつつもなぜかアドレナリンも出てきて、良い意味で脳も身体もワクワクしてくるのです。 そんな私にとって特別なバンド:Creedence Clearwater Revival(以下CCR)のライブドキュメンタリー映画「Travelin’ Band: Creedence Clearwater Revival at the Royal Albert Hall」が、9月22日より日本で公開されます!! コチラは同映画: Travelin’...
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月刊Bagus!Vol.8 (ロック/ポップスDJ&トーク)は「”キンクスを聴く”は英国を聴く・後編~背景と共に巡るThe Kinksの世界~」9月20日(水)@LIVE BAR・雷神

月刊Bagus!Vol.8 毎月開催のイベント:月刊Bagus!でございます。毎月テーマを決め、素晴らしきロック/ポップス達を大音量でお届けして皆さまを素晴らしき音楽の世界へと誘っていくスタイルのイベントです! 先月はThe Kinks特集・前編(Part.1)でした。キンクスを知ってる方も知らない方も「クスッ」と笑える場面もあり、楽しんでいただけたかと思います。そして今月は何をやろうかと。先月来て頂いたお客様から「後編もやってね」と言われましたし、9月はこちらをテーマにお届けします↓↓↓↓ 9月20日(水)Open 20:30  Start 21:00Charge ¥1,500(+1ドリンク)月刊Bagus! 9月のテーマ:”キンクスを聴く”は英国を聴く・後編~背景と共に巡るThe Kinksの世界~↓↓↓↓■Live Bar・雷神:イベント・スケジュール(2023年9月)はコチラ そしてもちろんツイキャス・プレミア配信もあります!! LIVE BAR・雷神ツイキャス・プレミア配信料金 ¥1,000※アーカイブは3日間(9月23日23:59まで視聴可能です)↓↓↓↓■ツイキャス・プレミア配信チケットはコチラ 今回もじっくりと、そしてお話をタップリと聴いていただきながらのロック講座になるかと思います。ただ曲を聴くだけよりも、バンドの裏側やその時の時代背景などを知るとさらに興味が湧いてきますので。逆に、私も喋り過ぎ無いように注意しないと(笑)。 前回/前編は1964年のデビューから、レイ大先生が病的にこだわったロック・オペラの大作:Preservation Act 2(1974年)までを紹介してきました。今回はその続きとなる1975年から進めていきます。前回と今回でコンプリート(イベントの時間の関係上完全ではありませんが)みたいな感じではありますが、後編を聴く/観るだけでも、キンクスのみならずロック界の流れを少し知ることが出来るので面白いですよ! そして今回のサブタイトルは『背景と共に巡るThe Kinksの世界』。前回と同じと言えば同じなんですが、今回はレイ・デイヴィスの歌詞を解説したりしつつ”その時期に流行った他ロックの名作”なども少しだけ混ぜてお届けしようかと思っています。 ⁡前回同様(いや、いつもですが)、ブリティッシュロックの基本中の基本であるThe Kinksをあらためて聴いていき、様々な角度からその秀逸さを認識してもらえたら最高です! ぜひぜひ、楽しみにしていてください♫ _____________________________________________ 楽しくワクワクしながら音楽を”インプット”していただくこと、それが【月刊Bagus!】!皆さんの音楽ライフを充実させていきましょう!! 是非LIVE BAR・雷神まで足を運んでいただくか、ツイキャスのプレミア配信にてご視聴くださいませ!皆さまのご参加、お待ちしております!! “良き音楽は良き人生へと誘う” ばぐーす長谷川

ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜第15回「アメリカーナを聴こう:Grace Potter特集」9/13

ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜(FM那覇)毎週水曜日22:00〜オンエア 明日9月13日は「アメリカーナを聴こう」という大きな括りとしてのテーマ第一弾として”Grace Potter特集”をお届けします。 21世紀に入り登場したアメリカのアーティストの中で、特に注目すべきひとり、Grace Potter/グレイス・ポッター♪私個人的にも、めちゃくちゃフェイヴァリットなアーティストのひとりでございます。 2002年、グレイスが19歳の時に自主制作盤のEP:Red Shoe Revelをリリース。そして2004年にフルレングスアルバム:Original Soulをリリースし、ルーツロック/アメリカーナ系のファンから注目されるようになりました。 その頃のGrace Potterはまだ20歳そこそこでしたが、メディアから“21世紀のボニー・レイット”と呼ばれるようになり、大物になっていくセンス、そして雰囲気を既に持ち合わせていました。 メディアやファンからのみならず、デビュー時、ボニー・レイット本人からも大絶賛を受け、他タジ・マハールらからも大絶賛でしたので、出てくるべくして出てきたアーティストではないでしょうか。 その後、2005年の作品:Nothing But The Waterからはバンド名義となり、Grace Potter & The Nocturnalsとして4枚アルバムをリリース。 ルックスとしても申し分なく、ギターはフライングVを愛用し、曲によってはハモンドB3等の楽器もこなすかなりの才女!本当に魅力的です❤️ そして2015年からは再度ソロ名義へと移り、『Midnight (2015)』『Daylight (2019)』とリリース。特に2019年作:Daylightの完成度には凄まじいものがあり、初めて聴く人も含め、多くのリスナーが魅了されました。 そんなGrace Potter、実は先月8月18日に新作をリリースしています。New...

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ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜第16回「祝・映画公開記念 – Creedence Clearwater Revival特集」9/20

ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜(FM那覇)毎週水曜日22:00〜オンエア 明日9月20日は、アメリカーナ/ルーツ・ロックの元祖であり、凄まじいまでのグルーヴ感で名曲を放出する伝説のバンド”Creedence Clearwater Revival特集”をお届けします。 個人的な話ですが、若き日の頃、CCRとLeon Russellを狂ったように毎日毎日聴きまくりました(もちろん他も聴きまくりましたが)。なんて言えば良いのでしょう、豊潤なんですよね、音楽そのものが。両者共に、アメリカのルーツ音楽がごった煮のように混ぜ合わさっていて、南部の息吹をダイレクトに感じられるルーツ・ロック系音楽の権化なんですよ。もちろん他にもそういったバンド/アーティストは居ますよ。The Bandなんかもめちゃくちゃ最高ですよね。それらを聴いていると、めちゃくちゃリラックスできるし、リラックスしつつもなぜかアドレナリンも出てきて、良い意味で脳も身体もワクワクしてくるのです。 そんな私にとって特別なバンド:Creedence Clearwater Revival(以下CCR)のライブドキュメンタリー映画「Travelin’...

月刊Bagus!Vol.8 (ロック/ポップスDJ&トーク)は「”キンクスを聴く”は英国を聴く・後編~背景と共に巡るThe Kinksの世界~」9月20日(水)@LIVE BAR・雷神

月刊Bagus!Vol.8 毎月開催のイベント:月刊Bagus!でございます。毎月テーマを決め、素晴らしきロック/ポップス達を大音量でお届けして皆さまを素晴らしき音楽の世界へと誘っていくスタイルのイベントです! 先月はThe Kinks特集・前編(Part.1)でした。キンクスを知ってる方も知らない方も「クスッ」と笑える場面もあり、楽しんでいただけたかと思います。そして今月は何をやろうかと。先月来て頂いたお客様から「後編もやってね」と言われましたし、9月はこちらをテーマにお届けします↓↓↓↓ 9月20日(水)Open 20:30  Start 21:00Charge ¥1,500(+1ドリンク)月刊Bagus! 9月のテーマ:”キンクスを聴く”は英国を聴く・後編~背景と共に巡るThe Kinksの世界~↓↓↓↓■Live Bar・雷神:イベント・スケジュール(2023年9月)はコチラ そしてもちろんツイキャス・プレミア配信もあります!! LIVE...