任意団体:ばぐーす長谷川主催公演レポート
12月2日は佐賀市のLive Bar・雷神にて、「日本のロック/ポップス・シーンを振り返るといつも彼がいる」と佐野元春氏に言わしめた音楽界の重鎮:伊藤銀次さんをスペシャルゲストにお迎えしてのイベント:Bagus Rock Show〜輝けるジャパニーズ・ロック/ポップス伝説Vol.2〜を開催しました!
今回もかなりの大盛況・大興奮・大爆笑(笑)の中イベントを終えることができて、皆さまには感謝しかございません...ありがとうございました!!
今年でデビュー50周年を迎えた伊藤銀次さんの歴史はとても興味深く、音楽をやっている者もやっていない者も目から鱗のお話が連発!発する言葉・ストーリーでとても詳細に当時のことを伝えてくれるので、その現場を見ていない我々もその時そこに居て経験をしたような気分になる...それが銀次節なのですが、銀次さんの音楽の歴史を振り返りつつ日本のロック/ポップスの大きな変遷を迎えた時代を深掘りし、現代の新しい音楽、そして未来へと繋げていくトーク・ライブ&ミニライブ・イベントとなりました。
伊藤銀次さんのリアルで興味深いお話はもちろんのこと、お人柄まんまの優しさ溢れるポップなライブも大盛況!
昨今海外で人気の高い伊藤銀次さんのCity Pop然とした往年の名曲や、実は銀次さんがソングライティングしている“笑っていいとも!”のテーマ曲:ウキウキWATCHING、シュガー・ベイブのDOWN TOWNもミニライブで披露。伊藤銀次さんを深く知らなかった一部のお客様も大興奮の一夜となりました♫
今回も自他共に認める、普通のライブではなくトークライブだけでもない、音楽的観点と歴史的観点にしっかりと着目した新しいスタイルのイベント:Bagus Rock Show 2022となりました。こういったイベントを毎回行うことが出来て本当に幸せです!ありがとうございました!!
そして余談ですが、昨今海外で人気を博している70年代後半〜80年代の日本のシティ・ポップ当然ながら銀次さんの数々の名曲もその中に入っているわけで、そのあたりのことを聞きましたら「インドネシアのファンからメールやSNSで感想をいただく」とのこと。さらには「銀次さんの曲をカバーしたいのですが、日本語が分からないので歌詞をアルファベットで書いて教えて欲しい」という連絡もチラホラあるようです。いまだからこそ、”ジャパニーズ・シティ・ポップ”とあらためて想う今日この頃です。
佐賀で行うBagus Rock Showは次回でラスト!12月10日にROLLYさんをお迎えいたします♪その後は奈良・京都・浜松にてBagus Rock Showを行って年内は終了です。とうとう終わりが見えてきましたが、このまま走り続けますので引き続き宜しくお願いいたします。
今回の公演を観に来てくれた皆さま、配信で盛り上がってくれた皆さま、このイベントを支えてくれたスタッフの皆さま、そしてもちろん伊藤銀次さん♫本当にありがとうございました!!
“良き音楽は良き人生へと誘う”
任意団体・ばぐーす長谷川代表:長谷川修久
ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜(FM那覇)毎週水曜日22:00〜オンエア
明日9月20日は、アメリカーナ/ルーツ・ロックの元祖であり、凄まじいまでのグルーヴ感で名曲を放出する伝説のバンド”Creedence Clearwater Revival特集”をお届けします。
個人的な話ですが、若き日の頃、CCRとLeon Russellを狂ったように毎日毎日聴きまくりました(もちろん他も聴きまくりましたが)。なんて言えば良いのでしょう、豊潤なんですよね、音楽そのものが。両者共に、アメリカのルーツ音楽がごった煮のように混ぜ合わさっていて、南部の息吹をダイレクトに感じられるルーツ・ロック系音楽の権化なんですよ。もちろん他にもそういったバンド/アーティストは居ますよ。The Bandなんかもめちゃくちゃ最高ですよね。それらを聴いていると、めちゃくちゃリラックスできるし、リラックスしつつもなぜかアドレナリンも出てきて、良い意味で脳も身体もワクワクしてくるのです。
そんな私にとって特別なバンド:Creedence Clearwater Revival(以下CCR)のライブドキュメンタリー映画「Travelin’ Band: Creedence Clearwater Revival at the Royal Albert Hall」が、9月22日より日本で公開されます!!
コチラは同映画: Travelin’...
ROCK THE WEDNESDAY〜ポピュラー・ミュージック巡礼の旅〜(FM那覇)毎週水曜日22:00〜オンエア
明日9月13日は「アメリカーナを聴こう」という大きな括りとしてのテーマ第一弾として”Grace Potter特集”をお届けします。
21世紀に入り登場したアメリカのアーティストの中で、特に注目すべきひとり、Grace Potter/グレイス・ポッター♪私個人的にも、めちゃくちゃフェイヴァリットなアーティストのひとりでございます。
2002年、グレイスが19歳の時に自主制作盤のEP:Red Shoe Revelをリリース。そして2004年にフルレングスアルバム:Original Soulをリリースし、ルーツロック/アメリカーナ系のファンから注目されるようになりました。
その頃のGrace Potterはまだ20歳そこそこでしたが、メディアから“21世紀のボニー・レイット”と呼ばれるようになり、大物になっていくセンス、そして雰囲気を既に持ち合わせていました。
メディアやファンからのみならず、デビュー時、ボニー・レイット本人からも大絶賛を受け、他タジ・マハールらからも大絶賛でしたので、出てくるべくして出てきたアーティストではないでしょうか。
その後、2005年の作品:Nothing But The Waterからはバンド名義となり、Grace Potter & The Nocturnalsとして4枚アルバムをリリース。
ルックスとしても申し分なく、ギターはフライングVを愛用し、曲によってはハモンドB3等の楽器もこなすかなりの才女!本当に魅力的です❤️
そして2015年からは再度ソロ名義へと移り、『Midnight (2015)』『Daylight (2019)』とリリース。特に2019年作:Daylightの完成度には凄まじいものがあり、初めて聴く人も含め、多くのリスナーが魅了されました。
そんなGrace Potter、実は先月8月18日に新作をリリースしています。New...