Tag:Pops
Ayumi Ara/アユミ・アラ
日本に思いを馳せる若き女性シンガー:Ayumi Ara
Ayumi Ara-アユミ・アラ 2005年10月・日本生まれ、現在16歳という若き女性シンガーを紹介します。 Ayumiは日本生まれですが、間もなくしてインドネシアへ(両親はインドネシア人なので)。4歳の頃から数々の歌唱コンクールにて優勝を獲得し、天才振りを発揮していきます。 そして5歳のとき “Bundaku-私の母”という曲で早くもデビュー。 その後も、同年代の子供達の間で人気を博した“Teman Sebangku-私のクラスメイト”をリリースしたりと、Ayumiの活躍は段々と全国に届くようになっていきます。 そしてここからが、現在のAyumiのキャリアを作った重要なところ。 これまでの“子供の天才シンガー”という立ち位置から活動を一気に広げていきます。その分岐点となったのが、ヒット曲:Aishiteruで有名なZiviliaとのコラボ曲:Tanyakan Saja Hatimu(君の心に聞けばいい:2018年リリース)です。 日本在住経験のあるZiviliaのボーカルと日本で生まれたAyumiのコラボということで、後半はインドネシア語と日本語の掛け合いを聴くことができます。 YouTubeはコチラ↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=F0HWvGNv4nc 既に大人の風格たっぷりなシンガーになっていますが、まだこの時点で弱冠13歳!中学1年生とは全く思えないソウルフルな歌いっぷりです。 そして、この曲の成功によりソロとしてデビューし“Seandainya”(もしも)を2019年5月にリリース。この曲はTVドラマのサウンドトラック収録曲で、とても人気の高い楽曲です。 YouTubeはコチラ↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=ASw-_Kk85_E そして、2020年8月には2ndソロ・シングルをリリースしています。↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=ulV5pXaTY0k この曲はDygtaというバンドの2015年にリリースされた曲:Cinta Aku Menyerahのカバー(同じ曲ですが、Ayumiのバージョンはタイトルを”Aku Semakin Terluka”に変えています)。こちらもTVドラマのサントラ収録となります。 ちなみに、Ayumiはどんどん大人っぽくなっていきますが、昨年の8月ということはまだ16歳未満…恐ろしいですね(笑)。 とまぁ、Ayumiの経歴を書き記してきましたが、現在彼女は日本で音楽キャリアを築いていくための準備をしているとのこと。 このコロナ禍が落ち着いたら日本へ行き、音楽ファンのために歌っていきたいという希望を持っています。その日が早く来ることを願って、今回は締めたいと思います。 この記事で紹介したAyumi Araの曲はデジタル・プラットフォームでも聴けますので、是非あらためて聴いてみてください! 早く夢が叶うとイイね♪ “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫
Chrisye/クリシェ
現代インドネシア・ポップスの祖となる偉人が放った20世紀最後の名盤:Chrisye-クリシェ/Badai Pasti Berlalu-バダイ・パスティ・ブルラルー(1999年)
Chrisye-クリシェ/Badai Pasti Berlalu-バダイ・パスティ・ブルラルー 今回は偉人:Chrisyeの大ヒット作/名盤を紹介します。 この人の音楽を聴けば、それ以降のインドネシア・ポップスの流れが分かると言っても過言ではないインドネシア音楽界の偉人:Chrisye-クリシェ。 生ける伝説としてずっと元気に活動して欲しかったのですが、残念ながら2007年3月に57歳という若さでお亡くなりになっています(涙)。 Chrisyeについて書きたいことは山ほどありますが、なるべくシンプルに記事にしたいと思います。 1960年代後半から音楽活動を始め、当初はニューヨークで活動もしていたとのこと。そしてインドネシアへ帰国した後、Gipsyというバンドに参加。Guruh Sukarnoputraと共にインドネシアのメロディアス・プログレとして伝説となるGuruh Sukarnoputra and Gipssi Band / Guruh Gypsyを1977年にリリースします(ガムランとロック/ポップスの融合)。 その後、1977年からソロとしての活動を始め大成功をおさめていきますが、ソロになってからのChrisyeはかなり多作で、オリジナルのスタジオ・アルバムだけでも20枚以上をリリース。名実共にインドネシア音楽界のトップスターと言えるでしょう。 Chrisyeの死後になってしまいますが(2011年)、メジャー音楽雑誌:Rolling Stone Indonesiaにて“インドネシアの音楽史上3番目に偉大なミュージシャン”として選ばれています。どれだけインドネシアのポピュラー音楽に貢献したかは言わずもがなですね。 ちなみに今回紹介するアルバム:Badai Pasti Berlalu(嵐は必ず過ぎ去るの意味)ですが、Chrisyeがソロ活動を始めて間もない1977年に映画のサウンドトラックとして作られたアルバムで、それを新録/リメイクしてリリースされた作品となります。 オリジナルもこのリメイク盤も、両方が名作として現在でも語られていますが、現代のインドネシア人が今でも聴いているのはやはりリメイク盤の方でしょう。 それだけ大ヒットを記録しましたし、現在でも様々なところで1999年リメイク盤のナンバーを耳にします。 それでは、たくさんあるChrisyeの名曲の中でも最も人気の高い曲のひとつ“Cintaku”を聴いていきましょう。せっかくなので、以前当サイトで紹介した天才アーティスト:Erwin GutawaとErwinのオーケストラをバックに歌ったコンサートを観てください(ちなみに1999年リメイク盤のアレンジもErwinさんです)♪ コチラ↓↓↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=CXji242y5gw Erwin Gutawaを紹介した以前の記事↓↓↓↓桁外れな天才アーティストを聴く/Erwin Gutawa-エルウィン・グタワの超大作:Rockestra with London Symphony Orchestra (2008) そして、次は“デュエット・シリーズ”で紹介しようと思っていた秀逸なデュエットを。 オリジナルは女性歌手:Berlian Hutaurukとのデュエットでしたが、1999年リメイク盤でデュエットしているのはロック・クィーン(またはスロー・ロック・クィーン)と呼ばれ一世を風靡したNicky...
Bonita & The Hus Band/ボニータ・アンド・ザ・ハズバンド
“小さな奇跡〜大きな愛”すべての音楽ファンに捧げるスピリチュアルと自然を感じる名作:bonita & the hus BAND-ボニータ&ザ・ハズバンド/Rumah (2016年)
bonita & the hus BAND-ボニータ&ザ・ハズバンド 実は、この10年の中で私の最もお気に入りのひとつ:bonita & the hus BAND♪ ジャカルタのバンドで2009年結成。 メンバーはBonita(インドネシアの歌手:Koes Hendratmoの娘・Vo)とPetrus Briyanto Adi (Bonitaのご主人・G)、Bharata Eli Gulo (Dr/Percussions)、Jimmy Tobing (Saxophone)の4人組で、中心人物のBonitaは2003年に1stソロアルバム、そして2009年に2ndソロアルバムをリリースしています。 2009年結成なので既に12年が経過したバンドではありますが、アルバム・リリースはまだ2枚のみ。ただその両アルバム共に、最高傑作と呼ぶに相応しい完成度なのです。 今回は2016年末にリリースされたアルバム:Rumah-ルマー(日本語で家)の紹介として記事を書いていますが、聴く人を選ばない秀逸なポップス/フュージョン/ソウル作である1stアルバム:Small Miracles (2014年リリース)から聴くことをお勧めします。 Small Miraclesを聴いて「イイね!」と思った方なら基本的に次作:Rumahも気に入ってもらえると思いますので。 ということで、先ずはSmall Miraclesの中から1曲YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=JJZXTIfUZms そして、もう1曲。曲はもちろんのこと、Music Videoの内容も素晴らしいので聴いて/観てみてください↓ https://www.youtube.com/watch?v=DGU1I37djZs ちなみに、アルバム:Small Miraclesの中で私の最も好きなナンバーは“God...
Puti Chitara/プティ・チタラ
深淵なる音楽の魅力・美学を感じさせてくれる才女/Puti Chiatara -プティ・チタラ
Puti Chiatara -プティ・チタラ 美しい自然界と調和したかのような癒しの頂点と言える音楽を聴かせてくれる才女(というのは言い過ぎでしょうか?)。8割方ピアノの弾き語りで占められた作品をリリースしている女性シンガー・ソング・ライターです。 シンガポールで生まれ、12歳の時にインドネシアへ(でもインドネシア人ですよ)。 幼い頃から音楽の英才教育を受けてきており、なんと日本の立命館アジア太平洋大学に音楽留学もしていました(比較音楽学:Comparative Musicology専攻とのこと)。 そして彼女は、日本滞在中にプロとして音楽の道を進むことを決意します。 決意した後は行動あるのみ。日本での数々のイベントに出演したり、作曲家としてのオーディションに挑戦したり、Sony Music Japanが主催するオーディション企画「トビラボ」に挑戦してファイナリストに選ばれたり、他2009年に開催されたMYSPACEによるUtadaカラオケコンテストにて特別賞も受賞した経験の持ち主です。 その後2010年にインドネシアへ帰国し、一度は大使館の仕事に就きますが間もなくして音楽活動を再開。ソロとしてのデビュー作:Sarsaparilla Dreamを2013年にリリースします。 そのすぐ後の2014年にはBarasuaraというバンドにヴォーカルとして加入し、ソロとバンドを両立して活動をしていきます。 そして、2ndアルバム:Goodnightを2016年にリリース。 私はこの作品でPuti Chitaraの音楽に初めて触れたのですが、自分の心の深い部分に響くような感覚を覚えノックアウト(笑)。一気に彼女の音楽にのめり込んでいきます。 その後、数曲のシングル・リリースを経て、昨年2020年12月末にReminisceという6曲入りEPをリリース。もちろんこの作品も前作:Goodnightに負けず劣らずの仕上がり。 と、かなり褒めてきましたが、先ずは名盤:Goodnight収録の1曲を。 YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=fW-GgbZjC68 そして、新作:Reminisceからはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=toeQzBGwIgo もうこれはカーペンターズの世界♪もっと深淵な雰囲気のナンバーもありますが、比較的キャッチーな曲を選んでみました。 ということで、アルバムやEPを通して全曲聴くとどうなのか?デジタル・プラットフォームでも聴けますので、是非ご自身で聴いて確認してみてください! “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫
Anggun/アングン
ノスタルジーな名盤・名曲シリーズ〜ユーロ・ポップ|エレクトロサウンドを磨き上げた世界進出2ndアルバム:Anggun-アングン/Chrysalis (2000年)
Anggun-アングン/Chrysalis (2000年) 世界で最も著名なインドネシア発のシンガーであり、国際的に評価を得ている数少ないアジア人のひとり:Anggun-アングン。日本でもアルバムがリリースされ話題となりました。 9歳でデビュー。その後、ロックへと傾倒していき12歳のときにGod BlessのIan Antonoプロデュースとなる“Dunia Aku Punya”をリリース(1986)。インドネシアにてトータル4枚のアルバムをリリースした後に“Snow on the Sahara” (1997年)にて世界デビューを飾りヨーロッパ等でヒットを記録していきます。 そして2000年に入り、今回紹介する“Chrysalis”をリリース。 ちなみに、私が初めてAnggunを聴いたのがこの作品でした。 タイトルに「ノスタルジーな名盤・名曲」とありますが、このChrysalis(前作:Snow on the SaharaもChrysalis以降も)は、2021年現在でもまったく古さを感じさせない完全なる現代エレクトロサウンドを施した名盤と言えるでしょう。クオリティの高い楽曲、サウンド、そしてAnggunのソウルフルなシンガーとしての魅力によって、完全なるメインストリームな完成度を誇っています♪ こういうサウンドが好きじゃないという人は当然居るかと思いますが、そうでない音楽ファンであれば、この秀逸さは理解してもらえるかと思います。 この作品は日本のFM局でも紹介されていましたので(もちろん私の番組でも何度も紹介しました)、例えAnggunの存在を知らなかったとしても、聴いたことのある方はけっこう居るかもしれませんね。 とりあえず1曲聴いてみてください。YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=LgFdqsl82ak ※このMusic Videoの音源はアルバムのバージョンと違います(細かい話ですがけっこう大事・笑) ちなみに、セリーヌ・ディオン等も手掛けたフランスのErick Benzi-エリック・ベンジがプロデュースを務めています(前作:Snow on the Saharaもエリックさんです)。 Anggunはこの後も、さらなる実績と成功を勝ち取っていきます。いくつかの賞を受賞したり、映画:トランスポーターIIのエンディング曲がAnggunの曲だったり、Asia’s Got Talentの審査員を務めたりetc… しかし、私にとっての名盤は今でも“Chrysalis”です!デジタル・プラットフォームでも聴けますので、皆さんも是非聴いてみてください。 “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫
Mansen Munthe/マンセン・ムンテ
2020年パンデミックの発生後にリリースされた『家って君の原点だよ』と歌う曲を今あらためて聴いてみる:Mansen Munthe / Rumah
Mansen Munthe -マンセン・ムンテ / Rumah (家)※ラストネームの発音は未確認 Covid-19によるパンデミックに翻弄された人々に優しく語りかけるこの曲は、2020年4月にリリースされました。 ご多聞に漏れず当時のインドネシアも、基本的にはみんな「Stay Home」が合言葉のようになっていましたが(インドネシア語では“dirumahaja”)、外に出ることでしか生計を立てられない人達や、警告を無視して動く人達も多く、それにより感染が物凄いスピードで拡大していったと言われていました(異論もあるかと思いますが、とにかくインドネシアではそんな感じでした)。 そしてMansenはスグに自身が感じる思いを歌にしたのです。 Mansenはこの曲:Rumahを書いた経緯についてこう語っています。 「きっと宇宙は“環境と健康の重要さ”を世界がより重視できるようになるため、私たちに試練を与えていると思います。そして、私たちインドネシア人にとってDiscipline/規律・自制心は最も重要な宿題ではないでしょうか。私はこの曲を通して“Rumah(家)”という存在と本当の意味を思い出して欲しいのです。家は家族とのコミュニケーションの場所であり、愛が存在する場所であり、私たちが行動したことについて考え感謝する場所であり、私たちの欠点を修正させることができる場所。家に居ることの本当の意味を皆さんにしっかりと思い出して欲しい。これが成功すれば、きっと私たちは他人を気遣い環境を気遣う、より素晴らし人間に成長できるでしょう。私たちが宇宙を愛すれば、宇宙は私たちを必ず愛してくれます」 YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=kiqZFqh_CnQ 微笑んで愛を広めよう・微笑んで愛を広めるんだ君の(家の)ドアの前に愛を置いてすべての窓に微笑みを振りまいてなぜなら、君に起こる出来事はすべてRumah=家から始まるのだから”Mansen Munthe / Rumah” この曲含め、Mansenの曲はデジタル・プラットフォームでも聴けますので、是非じっくりと聴いてみてください♪ “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫
Dewiq/デウィック
2018年最も聴いた1曲♪宇宙的な大きさと優しさに包まれた名曲:Dewiq-デウィック/Manusiawi-マヌシアウィ
Dewiq-デウィック/Manusiawi-マヌシアウィ(人道的・人情のある・人間らしいなどの意味) 〇〇年に最も聴いた曲シリーズ(シリーズ化?・笑)。今回は2018年に遡ります。 当時、私がDJを務めていたFMの番組で“The Indonesia”というコーナーがありまして、そこで私の思いの丈を包み隠さず出していたのですが(本編もですけど・笑)、そのコーナーで最も長い期間ヘヴィ・ローテーションでかけていた曲がこの曲なんですよ。 好き過ぎて、多分2ヶ月以上でしょうか、毎週コーナーの最後にこの曲をフルコーラスでかけるという荒業にでました。 個人的にもなぜこんなに聴いたのか、そしてなぜこんなに番組のリスナーに向けてヘヴィ・ローテーションでかけていたのか、正直言って上手く説明できません。ですので、記事にするのも躊躇してました(笑)。 この曲がリリースされたのは2018年11月28日ですが、レーベル/プロダクションのAquarius Musikindoからデータが送られてくるのが大体リリース1ヶ月前(もしくはもう少し前)。ですので、10月中旬〜後半から年内いっぱいこの曲を番組でかけていたということになります。 なんですかね、琴線に触れる…というより『心を浄化してくれる』感じに近いかと。宇宙的な大きさと優しさ、無償の愛、そして第3・第4チャクラが開かれる/活性化する感じ。 それをちゃんと意識しているのか、Music Videoもそういったところを感じさせてくれる映像になっています。 YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=aAdtd78K4Rw そういえばDewiqの話を全くしてなかったですね(汗)。 南スラウェシ州ウジュンパンダン(現マカッサル)出身。彼女はシンガーソングライターで、自身で歌う楽曲はもちろんのこと、多くのミュージシャンに曲を提供しており“インドネシアで最も人気のあるソングライター”として有名です。 1996年にデビュー・アルバム:Weeqをリリース。デビューから彼女の作品は好評を博し、1999年に2ndアルバム:Apa Adanya、2001年に3rdアルバム:Hanya Manusia Biasaと立て続けにリリースしていきます。しかし、多忙なスケジュールに精神も肉体もついていけず、メインの活動をソングライターへと移行します。 その後はマレーシアの歌姫(インドネシアでも大人気):Siti Nurhalizaの曲やBunga Citra Lestari(通称BCL)、Agnes Monicaら大人気女性シンガーらの楽曲を手掛けヒットを記録していきます。 そして、これまでのソングライター歴を統括するかのようなコンピレーション・アルバム:Siapa Dewiq/ The Hits Makerを2008年にリリース。 彼女が数々の有名シンガーに曲を提供しヒットしたナンバーや、Dewiq本人が久々に歌う新曲、そしてデュエット曲と、彼女の本領が発揮された名作として今でも人気の高い作品です。 このアルバムから新曲としてヒットを記録したのはロック・シンガー:Ipangとのデュエットナンバー! YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=S6V6v35TnY4 レニー・クラヴィッツ風のめちゃくちゃカッコいいナンバー♪ ですが…このアルバムのCDは現在入手困難であり、デジタル・プラットフォームにも存在していません(Sony Music Indonesiaさんよ〜なんとかしてくれよ〜)。 今回の記事の主役である名曲“Manusiawi”は各デジタル・プラットフォームで聴けますのでご安心を!是非、ヘヴィ・ローテーションしていた私のように聴き倒してみてください! “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫
Maliq&D’essentials/マリック・アンド・エッセンシャルズ
グルーヴィーなソウル・マナーとジャズをベースにした高い音楽性でトップを走り続ける洒落た集団/Maliq&D’Essentials-マリック&エッセンシャルズ
Maliq&D’Essentials-マリック&エッセンシャルズ 現在、インドネシアで知らない人は居ないだろう…と言っても過言ではないメジャー・グループ: Maliq&D’Essentialsの現最新作“Senandung Senandika-スナンドゥン・スナンディカ (2017)”をご紹介します。 Maliq&D’Essentialsジャカルタ出身、2002年結成/2004年デビュー。 2004年にリリースした2ndシングル:Untitledが早くもリスナーから大絶賛を受けます。その後はマレーシアの人気シンガーとのコラボや、ジャカルタで毎年行われているジャワ・ジャズ・フェスティヴァルでもかなり高い評価を得て、そのままスターダムを駆け上がっていきました。インドネシアのみならず、マレーシア、シンガポール、ブルネイといった東南アジアを総ナメにしていったのです。 そして2006年にはMTVインドネシアにて賞を受賞し、他音楽祭やMTVアジアでもノミネート、もしくは受賞するという快挙を成し遂げています。 実際のところ、現在まで一度たりとも人気が落ちたことはないんじゃないかなぁ…というくらい、いつもトップを走り続けているグループということで覚えておいてください。 実はですね、インドネシアにはこの手のバンド/グループの成功例って少なくて、ここまでメインストリームを走り続けるのってかなりの力量/センス/ブランディングが必要かと。そういった稀有な存在であるというところも、デビュー以来一貫して人気が高い要因なのかと思います。 それから彼らは、2012年あたりからインディーズのバンドとのコラボやコンピレーション・アルバムをリリースしたりと、自分たちの下に居る音楽家を上に持ち上げるような活動も多くしていますし、インディーズのバンドを育てるような活動も頻繁に行っております。そういったところも、インドネシア音楽界で注目を集め続ける理由のひとつですね。 音楽性だけを取っても、お洒落でキャッチーでダンサブルでソウルフルという文句無しのセンス!聴かない手はないですよ!! YouTubeはコチラ↓ https://www.youtube.com/watch?v=l2vhPqLc3Go もちろん彼らの作品はデジタル・プラットフォームでも聴けますので、是非聴いてみてください!というか”聴かなきゃ損”!! “良き音楽は良き人生へと誘う” 素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫
Latest news
新進気鋭のバンド:BATDDからリスナーへ贈るファンタジーな1st Mini Album”Tamasya Dibuka”リリース
今回は、新進気鋭・タンゲラン出身のバンド:BATDDを紹介します。 彼らもSNSを通してコンタクトがあったのですが、もうね、私好み!俺の好み知ってたんかーい!?と言いたくなるようなサウンド/世界が飛び込んできたわけですよ!! BATDD:2023年結成メンバーは、Bo'i(G)、Andrew(Dr)、Tamaro(B)、Dea(Vo & G)、Dika(G & Vo)の5人組。バンド名のBATDDは、元々この5人の名前の頭文字から取ったようですが、現在では「Bimbingan Anak Tersiap Di Dunia」の略称となっています。 この新進気鋭のバンド:BATDDの1stミニ・アルバム「Tamasya Dibuka」が3月21日にリリースされまして、何度となく全曲通して聴きましたが、以前紹介したYoko City Ghostと同じく”唯一無二”と言って良いほど光る個性を持っているのです。 インドネシア...やっぱスゲーな! バロックポップでサイケで呪術的、ストーリー性を持つ楽曲でコンセプト・アルバムになっており、まるで夢の中で流れるサウンドトラックのような作品。バンド名が表すように、全編ドリームポップなキャッチーさを持ち、子供の頃の無邪気さと子供だからこその残酷さがサウンドに表れているのが特徴です。 「Do you believe in magic?・Believe in the magic...
佐賀アジアドリームズ始動開始:体制発表会・交流会&開幕戦のお知らせ!
佐賀県初・そして日本初の外国人選手主体のプロ野球チーム:佐賀アジアドリームズが始動します!九州アジアリーグ(九州を活動地域とする日本のプロ野球独立リーグ)のひとつとして、昨年が初シーズン、今季2年目となるチームでございます。 初年度となる前季は「佐賀インドネシアドリームズ」というチーム名で皆さまにお馴染みでしたが、インドネシアをはじめとするアジア各国(アジア以外からも)の選手を迎えるにあたり、今年1月23日より”佐賀アジアドリームズ”に改名いたしました。 ちなみに私・ばぐーす長谷川は、昨年度も今年度も”スタジアムDJ”そして”ウグイス嬢”(嬢ではないけれど笑)にてチームに関わらせていただいております。 2年目にして一新した佐賀アジアドリームズですが、この3月から熱い戦いがスタートしますよ!以下、3月のスケジュールです↓ 3月23日(日)嬉野温泉駅前特設ステージ〈嬉野市嬉野町大字下宿甲4766-1〉にて”体制発表会・交流会”イベントが開催されます!青空のもと、地元の方や支援者の方に向けて、2025年シーズンを戦う監督・選手・コーチ陣を紹介、リニューアルしたホームユニフォームを初お披露目します。前年は和多屋別荘様の施設で行わせていただきましたが、今回は多くの方々に、さらにドリームズを知って頂きたくイベント型で開催することとなりました。沢山の飲食店、マルシェ、スポーツ体験、ステージによる催し物など、老若男女楽しめるイベント・体制発表会になる予定です。是非、足をお運びくださいませ!ご来場お待ちしております!! そして... 3月29日(土)・30日(日)・31日(月)開幕戦3連戦場所はホームスタジアム:”ひぜしんスタジアム”〈武雄市東川登町大字永野7927〉対戦相手は”宮崎サンシャインズ”このホームゲームで2025年シーズンをスタートします!今年は参加国が9カ国になり、チームとしてもレベルアップをしています。沢山の皆様に楽しんで応援していただける球団を目指していきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。そして29日・30日の土日は、家族で楽しめる場内イベントや場外飲食店を開催します。飲食が楽しめるブース、ストラックアウト、BMX、ふわふわ、他スポーツ体験などなど。ぜひ皆さまお誘い合わせの上ご来場くださいませ。 ※スタジアムの駐車場には限りがありますので、武雄市内より運行の無料シャトルバスをご利用ください そしてそしてBig News!!!なんと、29日(土)12:40〜開幕戦初日の生中継が決定しました!!放送局:ケーブルワン(武雄近郊で視聴可能なケーブルテレビです)お問い合わせ・詳細は、ケーブルワン様までお願いいたします(青い文字からサイトへ飛べるようになっています)。 イベント詳細やシャトルバス運行スケジュール等は、ホームページ・SNSで順次公開いたします。下記、チーム名をクリックしてください↓↓↓佐賀アジアドリームズOfficial Website さぁ、佐賀アジアドリームズ、2025年が本格的にスタートします!!私もチームと共に戦ってまいりますので、ぜひ応援のほどお願い申し上げます!!! ばぐーす長谷川
Do you know Indonesia?〜ばぐーすなインドネシアミュージックの世界 Vol.18】LOVE FM / 3月24日 ON-AIR
毎月第4月曜日は↓↓↓↓”Do you know Indonesia?〜ばぐーすなインドネシアミュージックの世界〜(LOVE FM)”3月のオンエア日はコチラ→[3月24日(月)21:00〜]!! 今月もやってきました、日本で唯一インドネシア音楽専門ラジオ番組! 先ずは名物コーナー『直撃Wawancara(インタビューの意)し隊!!』♫今回で蔵出し終了ということで、今年度の最終月を飾る感じになっています。まったく狙ってはいないんですが、本当にちょうどピッタリ(笑)。ということで今回も、昨年10月のインドネシア旅にてアーティストと会って直に膝を突き合わせて行ってきたインタビューをお届けいたします! 今回のお相手はミュージシャンではなく、他には無い個性的なJazz Even【Jazz Gunung】の創始者で、現在もそのEventの主催者でありプロデューサーを務める:Bagas Indyatmono(BagusではなくBagasです...似てる笑)! Jazz Gunung...「Gunung」とは日本語で「山」なので『山のジャズ 』的な意味になります。国際規模のエスニック・ジャズ・イベントで、 標高2,000mの自然の山々に囲まれたオープンステージで演奏が行われます。Jazz Gunungは2009年から立ち上がったイベントで、火山が噴火した年も、パンデミックで世界が自粛していた時も休まず開催されたイベントで(もちろん安全に充分配慮した上で)、今年で17年目を迎えました。若くしてイベントを成功させ現在も常に前進しているBagas君から、色んな興味深い話が聞けるインタビューとなっていますので、ぜひお聴き逃しなく!! 他ラインナップ/音楽ももちろん素晴らしい♪聴き逃したらダメですよ〜!↓↓↓・Rattles・Yoko City Ghost・Arnando Putra & Frank Pattinasarany・LAVIE MUSIK 各アーティスト、新曲を紹介いたします(一部は別です)!! デビューシングルからおよそ2年、やっと届けられた待望の2ndシングルをリリースしたRattles最近の私のイチオシ、スマトラ島メダン出身:Yoko...
Must read
新進気鋭のバンド:BATDDからリスナーへ贈るファンタジーな1st Mini Album”Tamasya Dibuka”リリース
今回は、新進気鋭・タンゲラン出身のバンド:BATDDを紹介します。 彼らもSNSを通してコンタクトがあったのですが、もうね、私好み!俺の好み知ってたんかーい!?と言いたくなるようなサウンド/世界が飛び込んできたわけですよ!! BATDD:2023年結成メンバーは、Bo'i(G)、Andrew(Dr)、Tamaro(B)、Dea(Vo & G)、Dika(G & Vo)の5人組。バンド名のBATDDは、元々この5人の名前の頭文字から取ったようですが、現在では「Bimbingan Anak Tersiap Di Dunia」の略称となっています。 この新進気鋭のバンド:BATDDの1stミニ・アルバム「Tamasya...
佐賀アジアドリームズ始動開始:体制発表会・交流会&開幕戦のお知らせ!
佐賀県初・そして日本初の外国人選手主体のプロ野球チーム:佐賀アジアドリームズが始動します!九州アジアリーグ(九州を活動地域とする日本のプロ野球独立リーグ)のひとつとして、昨年が初シーズン、今季2年目となるチームでございます。 初年度となる前季は「佐賀インドネシアドリームズ」というチーム名で皆さまにお馴染みでしたが、インドネシアをはじめとするアジア各国(アジア以外からも)の選手を迎えるにあたり、今年1月23日より”佐賀アジアドリームズ”に改名いたしました。 ちなみに私・ばぐーす長谷川は、昨年度も今年度も”スタジアムDJ”そして”ウグイス嬢”(嬢ではないけれど笑)にてチームに関わらせていただいております。 2年目にして一新した佐賀アジアドリームズですが、この3月から熱い戦いがスタートしますよ!以下、3月のスケジュールです↓ 3月23日(日)嬉野温泉駅前特設ステージ〈嬉野市嬉野町大字下宿甲4766-1〉にて”体制発表会・交流会”イベントが開催されます!青空のもと、地元の方や支援者の方に向けて、2025年シーズンを戦う監督・選手・コーチ陣を紹介、リニューアルしたホームユニフォームを初お披露目します。前年は和多屋別荘様の施設で行わせていただきましたが、今回は多くの方々に、さらにドリームズを知って頂きたくイベント型で開催することとなりました。沢山の飲食店、マルシェ、スポーツ体験、ステージによる催し物など、老若男女楽しめるイベント・体制発表会になる予定です。是非、足をお運びくださいませ!ご来場お待ちしております!! そして... 3月29日(土)・30日(日)・31日(月)開幕戦3連戦場所はホームスタジアム:”ひぜしんスタジアム”〈武雄市東川登町大字永野7927〉対戦相手は”宮崎サンシャインズ”このホームゲームで2025年シーズンをスタートします!今年は参加国が9カ国になり、チームとしてもレベルアップをしています。沢山の皆様に楽しんで応援していただける球団を目指していきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。そして29日・30日の土日は、家族で楽しめる場内イベントや場外飲食店を開催します。飲食が楽しめるブース、ストラックアウト、BMX、ふわふわ、他スポーツ体験などなど。ぜひ皆さまお誘い合わせの上ご来場くださいませ。 ※スタジアムの駐車場には限りがありますので、武雄市内より運行の無料シャトルバスをご利用ください そしてそしてBig News!!!なんと、29日(土)12:40〜開幕戦初日の生中継が決定しました!!放送局:ケーブルワン(武雄近郊で視聴可能なケーブルテレビです)お問い合わせ・詳細は、ケーブルワン様までお願いいたします(青い文字からサイトへ飛べるようになっています)。 イベント詳細やシャトルバス運行スケジュール等は、ホームページ・SNSで順次公開いたします。下記、チーム名をクリックしてください↓↓↓佐賀アジアドリームズOfficial Website さぁ、佐賀アジアドリームズ、2025年が本格的にスタートします!!私もチームと共に戦ってまいりますので、ぜひ応援のほどお願い申し上げます!!! ばぐーす長谷川