Puti Chiatara -プティ・チタラ
美しい自然界と調和したかのような癒しの頂点と言える音楽を聴かせてくれる才女(というのは言い過ぎでしょうか?)。
8割方ピアノの弾き語りで占められた作品をリリースしている女性シンガー・ソング・ライターです。
シンガポールで生まれ、12歳の時にインドネシアへ(でもインドネシア人ですよ)。
幼い頃から音楽の英才教育を受けてきており、なんと日本の立命館アジア太平洋大学に音楽留学もしていました(比較音楽学:Comparative Musicology専攻とのこと)。
そして彼女は、日本滞在中にプロとして音楽の道を進むことを決意します。
決意した後は行動あるのみ。日本での数々のイベントに出演したり、作曲家としてのオーディションに挑戦したり、Sony Music Japanが主催するオーディション企画「トビラボ」に挑戦してファイナリストに選ばれたり、他2009年に開催されたMYSPACEによるUtadaカラオケコンテストにて特別賞も受賞した経験の持ち主です。
その後2010年にインドネシアへ帰国し、一度は大使館の仕事に就きますが間もなくして音楽活動を再開。
ソロとしてのデビュー作:Sarsaparilla Dreamを2013年にリリースします。
そのすぐ後の2014年にはBarasuaraというバンドにヴォーカルとして加入し、ソロとバンドを両立して活動をしていきます。
そして、2ndアルバム:Goodnightを2016年にリリース。
私はこの作品でPuti Chitaraの音楽に初めて触れたのですが、自分の心の深い部分に響くような感覚を覚えノックアウト(笑)。一気に彼女の音楽にのめり込んでいきます。
その後、数曲のシングル・リリースを経て、昨年2020年12月末にReminisceという6曲入りEPをリリース。もちろんこの作品も前作:Goodnightに負けず劣らずの仕上がり。
と、かなり褒めてきましたが、先ずは名盤:Goodnight収録の1曲を。
YouTubeはコチラ↓
そして、新作:Reminisceからはコチラ↓
もうこれはカーペンターズの世界♪
もっと深淵な雰囲気のナンバーもありますが、比較的キャッチーな曲を選んでみました。
ということで、アルバムやEPを通して全曲聴くとどうなのか?
デジタル・プラットフォームでも聴けますので、是非ご自身で聴いて確認してみてください!
“良き音楽は良き人生へと誘う”
素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫