Marsh Kids /マーシュ・キッズ
このバンド、かなり秀逸です!
でも残念ながら既に活動していないみたいで…。
とにもかくにも、Bagus Musicの読者及び日本の音楽ファンに、なんとしてでも聴いて欲しい作品ということで紹介します。
コチラ↓
Marsh Kids / The Many Failings Of Bugsy Moonblood (2014)
このバンド、バイオグラフィーがほとんど存在していないので、とにかく分かることだけ書かせていただきます。
ジャカルタを中心に活動していた6人組。
そして、他バンドやサイド・プロジェクトを持っているミュージシャンの集合体で、メンバーの年齢はバラバラで世代を超えているようです。
ちなみに彼らの音楽は、タイトルにも書いた【トルネード・ポップ】と呼ばれていたとのこと(トルネード…気になりますね・笑)。
このアルバムはMarsh Kidsの唯一作で13曲入りなのですが、他にも11曲ほどレコーディングしたがあまりにも「実験的過ぎて」アルバムに入れられなかったことが当時/2014年の記事に書かれていました(未発表曲だけのアルバムがリリースされないかなぁと期待しているのですが…やっぱ出ないよね・涙)。
まぁ、バイオなんて正直どうでも良いんです。
とにかくこの作品は、アルバムを買い漁り、失敗も成功も酸いも甘いも経た私ばぐーすの推薦ということで、是非とも聴いてみて欲しい1枚なのです。
全体的にユルユルなグルーヴでキャッチーな作風、どことなくスウェディッシュ・ポップ的でもあり、渋谷系と言われていたアノ時代の音楽が好きな人にもお勧めです!
アルバム全体を通して聴いていただければ分かるかと思うのですが、例えばアメリカのBeckの雰囲気なんかも持ち合わせていますので、90年代の音楽を2000年以降にアップデートしたバンドなのかなぁと。
Apple Music等デジタル・プラットフォームにて聴くことができますので、騙されたと思ってMarsh Kidsが発する【トルネード・ポップ】を体験してみてくださいませ。損はさせません♪
“有名/無名は関係無し!メジャー/インディーズも関係無し!!”
“良き音楽は良き人生へと誘う”
この言葉をしっかりと体現しているメッチャ秀逸な作品なのです♫
素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫