秀作・良作な洋楽ロック系の新譜/ニュー・カマー・シリーズ!
今回はコチラ↓
Crown Lands(クラウン・ランズ)
2016年結成・同年にMantra(EP)でデビュー。
Cody Bowles (Vo/Dr)とKevin Comeau (G/B)によるカナダのロック・デュオ。
2020年に1stフルレングス・アルバムがリリースされたばかりですが、2021年3月に新しいシングルをリリースしています。
ちなみにCody Bowlesはカナダの先住民族の子孫。
そしてKevin Comeauはユダヤ人。
両ご先祖様はとても辛い経験をしてきており、そういった物語(先祖の体験等)/メッセージを曲に反映させています。
そして、今回ピックアップするのは3月にリリースされたNew Singleです♪
コチラ↓
Crown Lands / Context: Fearless Pt. I (2021.3.11)
■カナダの英雄Rushへのトリビュート曲
彼らのサウンドはLed Zeppelin→Rushを踏襲しており、若いバンドではRival Sons(でも既に10年選手)やGreta Van Fleetと同系統と言えば分かりやすいかな(その両者を知らないと分かりにくいですけど・笑)。
その影響、特にRushの影響を包み隠さず出しまくったのがこのシングルとなります。
このシングルにはRushの作品をプロデュースしたTerry Brownや後期の作品を共同プロデュースしたNick Raskulinecz、そしてRush後期の名盤:Vapor Trailsのリミックスを担当したDavid Bottrillが制作に参加し、最終的には数年を要したとのこと。
今は亡きNeil Peartがかつて使用したものを再現したドラム・セット(Snakes & Arrowsでのセット)にて録音された部分があったり、このシングルのMV(ミュージックビデオ)を観てもRushの影がチラホラと。
とにかく気合い入りまくりということです!!
Rushに代わるカナダの英雄ロック・バンドとなるか否か。
その答えはこのシングルの中にあるのかもしれない…そんなことをフト思った。
現在、ロック・ミュージックは瀕死状態。
この暗黒時代をぶち壊してくれるのは一体誰なんだろ?
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これって、ミュージシャンだけでなく聴く側/リスナーにも関係しますからね〜!