インドネシアはスマトラ島・メダン出身のバンド:Yoko City Ghostの新曲が2月6日にリリースされました。

昨年、初めて聴いたその瞬間から私は大ファンとなった訳ですが、初代ヴォーカリストが抜けて新たな子が入ったことを知り、実は少し心配していました。
あのサイケでダルな感じはどうなるのか?
新しいヴォーカリストになってその感性が少し弱くなるのではないか?と。
その心配を持ったまま、バンドサイドから送られてきた曲を聴きました。
えっ?なんだこれは??
サイケ感、スケール感、その全てがめちゃくちゃアップしているではないですか!!
もう芸術品ですよ、これは!!
前回紹介したRimbaもサイケでポップですが、このYoko City Ghostとは毛色が違うというか。
こちらの方がブリティッシュ・ロック寄り(乱暴に言えば)な作品なのです。
この新生Yoko City Ghostの新曲を聴き「もっと聴きたい」欲求が止まらない…そんな方もいらっしゃるかと思いますが(自分もです)、ご安心ください。
今回のシングルは、年内リリース予定となるセカンドアルバムへの序曲とのこと。
そして、新ヴォーカリストの紹介と第二の旅立ちへの架け橋となるナンバーだと説明がありました。
自身のシグネチャーサウンドを損なうことなく、新時代を告げる第二章へと突入したYoko City Ghost
ぜひ、ゆっくり、そしてじっくりと、この素晴らしいサウンドスケープをご堪能ください。

ちなみに…
新曲のタイトル『MALARI 74』とは、1974年1月15日に発生した反日暴動の悲劇がテーマ。
私は常にインドネシアのことを「世界でも有数の親日国」と紹介していますが、このような暴動が起きたことも隠しようのない事実。
内乱は3日間にわたり、人も物も多くの被害を出してしまった。
なぜそのような暴動が起きたかは、ググっていただければWikiや文献等で詳細は分かるが、大切なのは、それまで商売上の対象という見方をしていてインドネシアの文化を理解しようとしなかった日本側が、外交姿勢を改め、自国文化の紹介のみならず相手国の文化を学ぶという文化交流にスイッチしていったこと。
この事件を期に文化交流事業を推進する姿勢を強め、現在のインドネシアとの良好な対日感情に繋がっていったのだ。
そういったことがあった上で「世界でも有数の親日国」となった(なってくれた)インドネシア…そんなことを考えながらこの曲を聴くと、より感慨深い。
兎にも角にも、ファンを全く裏切らない作品を新たに生み出したYoko City Ghost
New Albumがめっちゃ待ち遠しいっす!!!
“良き音楽は良き人生へと誘う”
素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫
ばぐーす長谷川

