TThe Sigit/ザ・シギットインドネシアのアンダーグラウンド・ロック・シーンから世界へ/The SIGIT-シギット渾身の一撃:Detourn-デターン (2013年)

インドネシアのアンダーグラウンド・ロック・シーンから世界へ/The SIGIT-シギット渾身の一撃:Detourn-デターン (2013年)

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The SIGIT-シギット/Detourn-デターン (2013年)

The SIGIT-シギット/Detourn-デターン (2013年リリース)
The SIGIT-シギット/Detourn-デターン (2013年リリース)

インドネシアのアンダーグラウンド(インディー)・シーンで絶大なる人気を誇り、その実力から世界へと羽ばたいた数少ないハードロック・バンドです。

特にオーストラリアで人気があり、メディアから「Wolfmotherに対するインドネシアからの回答」と言われております。
※Wolfmother:オーストラリアのバンドで、グラミー賞|最優秀ハードロック・パフォーマンス賞を受賞したほどのバンド

2002年結成・2004年デビュー、バンドゥン出身のバンド。

The SIGIT-シギット

60〜70年代のハードロック=Deep Purple、Led Zeppelin、Black Sabbath等やガレージ・ロック=Blue Cheer、The Stooges、MC5等の影響を受け、結成当初はカバー・バンドとして活動していきます。

そして、それらをオリジナルに昇華していくことに成功し人気を博す訳ですが、古き良きロック/ガレージ・ロックに対する情熱や愛を最も大切にしているのが作品を聴いてもじゅうぶんに伝わってきます。

ちょうどガレージ・ロック系のバンド=ニュージーランドのThe DatsunsやアメリカのKings Of Leonらが波に乗ってきた時代でもありますので、時代が彼らを味方したのもあるでしょう。

2006年12月には1stフルアルバムをリリース。
2007年には同アルバムがオーストラリアでもリリースされます。

そして、オーストラリア・ツアーも実施(インドネシアのバンドがオーストラリアでライブ・ツアーを行うのはThe SIGITが初めて)。
さらに彼らはアメリカへも進出していくことになります。

そして、1stフルアルバムから約6年の時を経て、満を持して作られたアルバムが今回紹介する2013年リリースのDetournなのです。

まるで当然かのようにこのアルバムも人気を博し、メジャー音楽誌:Rolling Stone IndonesiaでThe Album of the Yearという名誉も獲得していきます。

それでは聴いていきましょう(Music Videoが無いようなのでAudio Videoです)

アルバムのタイトル・トラック
↓↓↓↓

The SIGIT / Detourn (Audio)

さらにもう1曲
昨年(2020年)8月にリリースされた現在のところ最新曲
↓↓↓

The SIGIT / Another Day (Official Video)

めちゃくちゃカッコいい、そしてメロディアス!
しかも音楽性等何も変わらずブレていないのが分かります!!

余談ですが、バンド名のSIGITとは“The Super Insurgent Group of Intemperance Talent”の略とのこと(長っっっ!)。

記載の仕方もThe S.I.G.I.TだったりThe SIGITだったり。
ホント、余談ですけどね(笑)。

The SIGITの作品はデジタル・プラットフォームでも聴けますので、皆さんも是非聴いてみてください!

良き音楽は良き人生へと誘う”

素晴らしき、インドネシアン・ポピュラー・ミュージックの扉を開こう♫

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